お陰様で、無事に7周年記念企画
「ピラティスの歴史講演」を開催することができました。
たくさんの皆様に、ここ沼津をはじめ
全国各地からお集まりいただき
ありがとうございました。
ここまで支えてくださった会員様、
関係者の皆様、スタッフ、家族など、
感謝の気持ちがこみ上げてくる1日となりました。
心から、感謝申し上げます。
スタジオを開業する前からご縁のある会員様にも
ご参加いただき、胸にこみ上げてくるものがありました。
そして。
天にいるジョーとクララに、改めての
敬意と感謝を深く思いました。
ジョーの生誕日である12月9日にどうしても開催したく、
そして、ピラティスの歴史については
創始者のジョー(ジョセフ・ピラティス)への
感謝と報告の想いを込めて、取り組みました。
たった一人の、類まれな才能を持った人が、
多くの困難な状況において、
今できることを全力で取り組み、
それを自分だけではなく他の人めも生かしてきて、
発展して来たのがピラティス・メソッドです。
時代が変わっても、ジョーの信念と哲学だけは
絶対に引き継いでいきたいと、強く心に思っています。
2時間という時間では、ほんの少ししかお伝えすることは
できません。それでも、たくさんの方に少しでも
情報をシェアすることができ、心から嬉しく思っています。
また今は、ありがたいことに
ジョセフ・ピラティスから唯一公式直系の
指導者養成コースLolita’s Legacyを開催しています。
このコースを通して、
長い時間をかけてピラティスの真髄について
「経験」していただく機会を持つことができるようになり、
そのこともまた、喜びとなっています。
本来は、こうした哲学や真髄も、
言葉で知るだけではなく、
長い月日を通して、経験として身体にしみ着くように
習得していくものだと思います。
Lolita’s Legacyは、
インストラクターの量産を目的としていません。
真の指導者の卵を生み出すことを目的としています。
このため、毎年受け入れられる人数も
10人前後となっています。
とても小さなグループですが、
頭ではなく、からだで深く
「経験」できるものだと思っています。
「知っている」という知識は、
実は現場では活かせません。
私たちは
「身体にしみついた知識で自分のものとなったスキル」
を目指し、
だからこそ、
どのような状況下でもとっさに「頭で考えなくても」
対応できる真の指導者を目指しています。
もちろん、このコースのために書き下ろされた
解剖学のテキストもあります。
この解剖学のテキストも、
単なる平面的な解剖学とは決定的に異なり、
非常に画期的です。
ですがそれ以上に、
知識として知っているからといって
自分が健康になるわけでもないし、
他者を健全にすることもできない。
その本質的な部分を、理解しています。
だからこそ、時間をかけ、
本当に使えるスキルとして定着させていく工程が
設けられています。
このように身につけたスキルは、宝になるでしょう。
もちろん、取り組む人の姿勢が、その成果を決定します。
ジョセフ・ピラティスが生涯かけて
取り組んだピラティスを、
価値のあるものとして継承し、かつ発展させていきたい。
この一心で、無我夢中でここまできました。
そもそも言葉で説明すること自体に
無理があるのかもしれませんが、
それでも、
必要な方に必要な情報が届きますようにと、
いつも願っています。
*講演の前のスタッフによるピラティスクイズ!
会場の様子
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。