「ピラティスインストラクターの資格を取得したいけど、自分にとってどの団体を選ぶべきか・・・・」
このような悩みを持っている人が非常に多く感じられます。
今やピラティス団体も10年前とは比べ物にならない程増え、何を決め手に選べば良いのか・・・。これから学ぶ人にとって、決め手がなく悩んでしまうのは無理はありません。
このような中、少し前に、なぜピラティスの指導者養成コースでLolita’s Legacyを選ぶのか、についての根本的なところをブログに書きました。
記事はこちら → http://junkosakurai.jp/2016/archives/9048
今日は、
他のピラティス指導者養成コースとの明確な違い!
について書かせて頂きます。
上記にリンクした前回のブログからも、ピラティスの指導者養成コースはたくさんありますが、「唯一のジョセフ・ピラティス氏から公式に受け継がれたピラティスメソッドを学べるコースであること」「さらに最新の科学が取り入れられた画期的なコースであること」が伝わったかと思います。
さて、本題に入ります。このコースでは、大前提として
ピラティス指導者として最もふさわしく、
ピラティスを学ぶために最も最適な環境
で学ぶことが設定されています。
【他のコースとの相違点】
(1)最も適切な人数でしか学ぶことができない
人数が少なすぎても開催はできません。最小人数が5名です。また、多すぎても開催できません。最大人数は12名です。なぜ、このような規定があるのでしょうか。
人数がこれより多くてはいけない理由:
講師は、生徒一人一人の様子を常に把握し、動きについても、精神面についても、全てにおいて受講者を理解し、コースを進めなくてはいけません。このため、1回で対応できる人数が12名まで、と厳しく設定されています。
私も多くのピラティス指導者養成コースを受講してきましたが、
「人数が多すぎて、ほとんどのエクササイズをコース中にしっかりと取り組むことができなかった(他の人や先生が動いているのを見て、確認するものがほとんどだった)。」
ということがありました。
何十人もの生徒でコースが埋め尽くされていると、とても人気のあるコースに見えます。しかし、受講者の理解度、関わり方はどうでしょうか。Lolita’s Legacyでは、全ての生徒への配慮と快適な環境が前提となっています。
人数が少なくてもいけない理由:
Lolita’s Legacyでは、指導方法についても徹底的に身につけていきます。いくらパフォーマンスができても、いくら体が動いても、それが、一般のクライアントに伝わらなくては意味がありません。
また、もともとピラティスはパーソナルでしたが、現代のピラティスでは
・グループ指導
・マンツーマンの指導
・少人数グループ(マシン含む)
などがあります。
もし人数が少なすぎる場合、グループ指導のスキルは全く身に付きません。特に、マシンを使ったグループ指導には、クラスがはじまる前から、想像以上に考慮すべき点がたくさんあります。
このようなことが、人数が少なすぎては習得できないのです。
1人への指導、2〜3人への指導、5人以上の指導では、明らかに違う要素を身につけなくてはいけないのです。
現在では、受講生のニーズに合わせてピラティス指導者養成コースが先生と1対1、もしくは数名にて「個別開催」される場合もたくさんあります。忙しい受講者にとっては、非常にありがたいシステムだと思います。
大切なのは、それが良い、悪いではなく、
最低限の人数がいないと、絶対的に身につけられないことがあるのです。Lolita’s Legacyのピラティス指導者養成コースでは、そのようなことまで身につけるように設計され、配慮されています。
(2)アパレイタス(マシン)の数に厳しい決まりがある
Lolita’s Legacyでは、マシンの台数にも厳しい規定があります。ピラティスマシンとして最も有名なものに、リフォーマーとタワー(キャデラック)というマシンがあります。
正直高価なものですが、それぞれにつき生徒2人につき1台ずつを揃えなくてはいけません。
さらに、Lolita’s Legacyでは、同時に複数のマシンを学んで行くので、開催スタジオでは他のマシンも何台も必要となります。今年になり、私自身も何台マシンを追加したか・・・。とても主催者にとっては大変なことです。でもそれは、ピラティスメソッドを総合的に身につけるための最低条件でもあるのです。
これにより、
・生徒がしっかりとコース中、および練習課題中に理解できるように、環境を提供すること
・他のマシンと、どのように関連して、全体として上達していくのかを理解するため
という深い理由があります。
ですから、Lolita’s Legacyでは、「少ない数のマシンを、生徒複数人数で囲んで観ている」という、よくあるシチュエーションはあり得ません。
(3)ピラティスティーチャーとしての姿勢そのものを学ぶ
ピラティスティーチャーとしてのゴールは、
・エクササイズができる
・エクササイズを適切に教えられる
とよく言われますが、それではこのLolita’s Legacyでは50%としか達成していません。
このコースでは、社会の中の一員としての「ピラティスティーチャー」としての在り方についても学びます。
良い指導ができ、良い動きができても、私たちは社会の一員として活動をして行きます。従って、「どのようにあるべきか、どのように振る舞うべきか」についても、コースのはじまりと同時に、終了まで継続して身につけていきます。
また、それだけではなく、Lolita’s Legacyコースとしてのミッションステートメントも明確に定められています。私たちが何を目指しているのかについて、ジョセフ・ピラティス氏の直系として理解し、得ることができます。
(4)「理想的なピラティスの習得方法」を、徹底してる
現在では、ピラティスのコースと言えば
・マット
・リフォーマー
・キャデラック・チェア
・・・・・
と、縦割りで学ぶ機会が多くなっています。
忙しい現代社会では、このように縦割りの方が受講者にとっては負担もすくなく、コースに参加しやすいことが事実です。
ですが、このコースをつくりあげたロリータ・サン・ミゲェルは、だからこそ、
「本来のピラティスの価値」を伝えるために、全て同時に総合的に学ぶことに重点を置きました。
そもそもピラティスには、
今日はマット、今日はリフォーマー、明日はチェア、と言う考えは存在しませんでした。
目の前のクライアントにとって最も適切な物を、全てのマシンや用具の中から複数を選んで提供することが、ピラティスメソッドとしては当たり前でした。
ジョセフ・ピラティス氏から唯一直接的に認定を受けたロリータは、これを外してはピラティスメソッドではない、と確信を持っています。
ですが、それならば
「今日はマット、明日はリフォーマー・・・」という提供が
悪いと言っているのではありません。
このコースでは、
・目の前のクライアントのために、全てのマシンから最適なものを選ぶスキル
・現代社会に合わせて、リフォーマークラス、チェアクラス等、マシンごとのレッスンの提供。いわゆる縦割りの指導やグループ指導。
の両方ができるようにシステムができています。
(5)ピラティスの真髄・哲学が総合的、かつ客観的にまとめられた唯一のコース
ジョセフ・ピラティスの言葉によると、このメソッドは「ボディ・マインド・スピリットの統合」です。
近年では、「ピラティス」という解釈について、たくさんの定義がされるようになりました。
ですが、ピラティスメソッドは、ジョセフ・ピラティス氏が作ったものです。そして、それは単なる振り付けではありません。奇跡的な結果をピラティス氏が残し続けたのは、ピラティスをピラティスメソッドとして提供したからでした。
単に、解剖学やリハビリよりになったり、ダンサーよりになったり、というものとは全く違います。
それらの、ピラティスメソッドとしての本来の哲学を、
・ジョセフ・ピラティスの教え
・ジョセフ・ピラティス及びクララピラティスの歴史
・他の全エルダー(ピラティス氏に直接指導を受け、かつ世界的にピラティスメソッドをとして活躍した人)の歴史
の全てについて提供されるのが、「世界でも唯一、このLolita’s Legacy」なのです。
(6)なぜか価格が圧倒的に安い!
これはもう、私たちエチュケーター(教育者・講師)泣かせです!!
上記のような盛りだくさんの内容、さらに、詳細なマニュアルや教材など。ちなみにとても厚いマニュアルが全部で5冊、DVDが5枚。その他プリント。
にもかかわらず、他のピラティス指導者養成コースのフル認定取得コースより確実に安く、「なぜ安いのですか?」と受講生に聴かれた程です。ピラティス指導者養成コースも、昨今ではコース日程が少なくなり価格が上がる、という現象も少なからず見受けられます。
このような中、
このコースは、確実に(エデュケータ泣かせの)良心的な価格なのに、内容はめいいっぱいです!!!!!!
私も、いろんなコースを受講してきましたが、マニュアル、DVD、の厚さ、量、についても、驚きました。
まだまだありますが、ひとまずここまでで区切りたいと思います。
このような情報につては、いちはやく出していかなくてはと思っています。ですが、現在私自身、日本ではじめてとなる第一回目のコースを開催している途中です。
当然ながら上記の内容を全て提供するわけですから、想像以上の準備の時間と取り組みに時間を追われています。このため、ウェブサイトの更新やメディアへの情報発信が全く追いついていません。
その一方で「来年はいつですか?」というお問合せの声も、すでに頂いております。
まずは、ブログからとなりますが、少しずつ情報を発信し、2017年にはしっかりとウェブサイトなでもお伝えできる様に水面下で準備に取り組んでいます。
ピラティスを学びたい方、
上記のようなスキルを身につけたい方は、
引き続き
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・フェイスブックページ
・この私のブログ
をチェックして下さいね!
第二世代ピラティスティーチャー
Lolita’s Pilates Master
Lolita’s Legacy Educator
櫻井淳子