世界唯一の復刻版!車椅子から創られたピラティスのマシン

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デボラ・ラッセンのハイバックチェア。実はこのイクイップメントも、「ピラティスの素晴らしいイクイップメント(マシン)」から完全に消え去ってしまったものの1つなのです。

ですが、カローラ・トリエを通してこのハイバック・チェアを習得されたデボラ・ラッセン(元PMA会長)が近年になり復刻させた、貴重なイクイップメントなのです。

ハイバック・チェアを受け継ぎ指導ができるのは、世界中でもデボラ以外にはもう一名しかいないそうです。ですが、もう一名の彼女は、現在指導をしていないとか。。。

私は日本で一台のデボラのトラピーズテーブルを愛用していますが、このハイバックチェアにも一発で惚れ込みました。2014年にリリースされ、PMAにて公に発表されました。

私は情熱にかられて、このハイバックチェアを学ぶために「世界ではじめてのハイバック・ワークショップグループ」を結成し、一年越しの調整を経て2015年にデボラのスタジオで濃密に学んできました。

何と、はじめてこのワークショップ本格的に学んだのは、私たち日本人なのです!

その際に見せて頂いた、ジョーが「車椅子」を改造して創ったイクイップメントでワークアウトする姿に鳥肌が立ちました。それこそが、このハイバック・チェアなのです。

今年はロリータズ・レガシーで本当に大変な一年を過ごしていました。この間、隙間時間や出張前の朝、スタジオがクローズしている時間を見計らっては、取組んでいたのがこのハイバックチェアです。

ロリータズ・レガシーの第一期生が終わってから本格的に指導をはじめようかと思っていましたが、「どうしても、身体感覚を向上させる必要がある」と判断した場合のみ、パーソナル指導で救世主的にこれを使ってきました。

今日は、さすがピラティス歴が長いHitomiさんのアンテナが高く!リクエストして下り、初体験をして頂きました。

この感覚はご本人だけではなく、実際に動かずに見学しているだけでも「あっ!!動きが変わった!!」と言うのがわかる程です。
見学していた皆さんも、「おー」と言って、写真をたくさん撮ってくれました。

まだまだ、皆様にお伝えしたいこと、提供したいレッスンがたくさんあります。

デボラのトラピーズやハイバックチェアを使ってみたい!!という方も、是非、セッションを受けがてら沼津に遊びに来て下さい♪

年内が全て満席なので(汗)、年明けからどうぞよろしくお願いします♪

 


【速報】ロリター・サン・ミゲェル来日ワークショップのお知らせはこちら
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http://junkosakurai.jp/2016/archives/9403

15032050_1106473562772166_4333059296297212071_n
ジョセフ・ピラティス生誕の地で開催される国際カンファレンス「International Pilates Heritage Congress(ピラティス国際遺産議会)」日本代表のアンバサダーとして、皆様へご案内させて頂きます。
詳細はこちら

Lolita’s Legacy(ロリータズ・レガシー)講義最終日

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月曜日は、春からはじまったロリータズレガシーの講義最終日でした。

まだコースは終わっておらず、これから試験に向けての本番になります。

私にとってはじめて開催したロリータズレガシー。

エデュケーター(教育者)としての仕事や背負っていることを思うと、想像以上に難しく、大変な一年になりました。

自分の未熟さも感じなら、受講生の皆さんのお陰でここまで来れました。

あとは!

最後はロリータ•サン•ミゲェルご自身が、このコースのファイナルのために来日されます。その日に向かい、あとは頑張るのみ!

皆、「あとはやるしかない!」の意気込みの清々しい笑顔♪

長いコースの期間、一度も全体での「懇親会」の時間が持てない程のスケジュールでした。皆、夜遅くまでスタジオに残り、課題に精一杯取組んできました。

今回ははじめての全体のオフィシャルな懇親会。
そして、ファイナルに向けての気持ちを皆で合わせた時間。
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日本の第一期生は、ロリータズ・レガシー・本部では「Group A in JAPAN」と呼ばれています。

最後まで、ベストを尽くしましょう!!

櫻井淳子


【速報】ロリター・サン・ミゲェル来日ワークショップのお知らせはこちら
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ジョセフ・ピラティス生誕の地で開催される国際カンファレンス「International Pilates Heritage Congress(ピラティス国際遺産議会)」日本代表のアンバサダーとして、皆様へご案内させて頂きます。
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【速報】2/10-11 ロリータ・サン・ミゲェル来日ワークショップのお知らせ

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世界中のピラティス界でも、最も偉大なピラティス指導者であるロリータ・サン・ミゲェルの来日とワークショップが決定いたしました。

【日程】2017年2月10日、11日(2日間)
【場所】PILATES BODY STUDIO(静岡県沼津市)
    ※東京から約1時間 (新幹線三島駅を利用)
【内容】
2/10 ワークショップ6時間を予定
2/11 ワークショップ6時間を予定
★11日夜、ミニパーティー。
ロリータが自らピラティスの歴史を語られます。
世界中でもロリータからしか聴けないお話です。絶対にお見逃し無く!!

ロリータ・サン・ミゲェルは、ピラティスメソッドの創始者であるジョセフ・ピラティスに直接指導を受けた、世界でも稀な存在です。

そしてそれだけではなく、ジョセフ・ピラティス氏から指導者としての認定を受けた、現在では唯一の人物です。(ジョセフ・ピラティス氏から実際に認定を受けた人は、ロリータ・サン・ミゲェルと故キャッシー・グラントの2名のみ)。

ロリータは、ピラティスメソッドに60年も取組みながら、科学の発展とともに最新の解剖学や生体力学の理論などを習得し、身体のプロフェッショナルとして世界を牽引しています。

さらにロリータは「ピラティス氏からの唯一の認定者」として、世界中の誰よりも、ピラティスの真髄と哲学を深く理解し、それを今でも世界中に飛び回り伝え続けています。多くの国や人々が、彼女から伝えられる哲学や真髄を求めているのです。

そして、多くのピラティス団体の創始者達も、ロリータの偉大な人柄や想い、取り組みに感銘を受け、ロリータの元で学び、敬意を表されています。

現在代表櫻井は、正式なロリータの弟子であり、日本ではじめてのLolita’s Legacy Educator(ジョセフピラティスから世界で唯一直系であり、ロリータの知恵により発展したピラティスを正式に伝え育成できる教育者)として、ピラ ティス指導者養成コース「Lolita’s Legacy」を開催しています。

このような中、このロリータ・サン・ミゲェルの来日と、PILATES BODY STUDIOでのワークショップが決定いたしました。

ロリータを招致してのワークショップは、世界的に見ても数年待ちという状況です。
さらに、世界各国の大きなカンファレンスでのワークショップ(1クラス100名前後!)がメインとなっており、今回のように1つのスタジオで少人数で受講できるのは非常に貴重な機会となっております。

ピラティス愛好家の皆様にとって、生涯忘れられない貴重な一時になることは間違いありません。
是非この機会をお見逃しなく、多くの皆様と素晴らしい時間を過ごせることを楽しみにしております。

随時、当ブログとPILATES BODY STUDIOホームページにて情報を更新いたします。

【最新情報メール登録】
最新情報を確実に得るために、以下の手順にてメール登録して頂くことをお勧めいたします。
●info@pilates-body.jp まで、「0210ワークショップ情報希望」のタイトルにて送信して下さい。
⇒お名前、お住まい(市町村まで)も合わせてご記入下さい。
●情報が更新され次第、メールにてご案内をさせて頂きます。
また12月上旬には、近隣の宿泊施設などについてのご案内を送らせて頂きます。
※携帯メールの場合、届かないことがございます。その場合は、ご自身で当ホームページやフェイスブックページなどをご確認頂き、情報の確認をお願いいたします。

【お問合せ先】
PILATES BODY STUDIO(ピラティスボディスタジオ)
静岡県沼津市高島町25-18
055-926-4402 info@pilates-body.jp
http://pilates-body.jp

Lolita’s Legacy ピラティス指導者養成コースの様子

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ピラティスの指導者養成コースって、どんな感じで開催されているのかな?とも不安に思ったことはありませんか?

是非、こちらのムービーをクリックして下さい!
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見れるかな?

「ピラティス指導者養成コースはどんな雰囲気かな?」と、不安に思ったことはありませんか?
参加者は、運動経験者だけではなく、会社員、ピラティス愛好家、主婦の方など。
様々なバックグラウンドを持つ人が、クラスメイトとして協力して取り組んでいます。
世界で最も由緒あるピラティス指導者養成コース「Lolita’s Legacy」。
来年は春から開講予定。ピラティスのインストラクターになりたい方、是非当ブログを引き続きチェックして下さい♪
櫻井淳子

画期的な用具の学び ピラティス指導者養成コース「Lolita’s Legacy」

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本日のピラティス指導者養成コース「Lolita’s Legacy」では、私が最もお気に入りで自宅からも手放せないアパレイタス『Ped-O-Pull』も登場しました。

こればっかりは、本当に全身の統合やら色々と感動的!

はじめて体験した受講者の皆さんもびっくり♪

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足がその場で生き返る!ピラティスの画期的で伝統的な用具!

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皆様。
この器具を何かご存知でしょうか。

ピラティスメソッドの創始者であるジョセフ・ピラティスが開発した、「フット・コレクター」という小さな器具です。足の健康のために使います。

現在開催しているピラティス指導者養成コース「Lolita’s Legacy(ロリータズ・レガシー)」では、今日からこのような小さな器具のパートに入りました。

 

実は。
ピラティスメソッドにとって、「足の健康」はとても大切なものでした。
背骨を動かすのと同じ位、大切なものでした。
クラスの前には、足の状態を良くすることが当然のこととして、重要視されていました。

よく考えてみると。
私たちの土台は「足」です。

この足が、硬くなったり、本来の機能を失っていたりすると、そもそも正しく歩くことができません。そして、そのちょっとずつ積み重なった足の小さなひずみが、全身に多大なる影響を及ぼしているのです。

ジョセフピラティスは言いました。
「私のこのメソッド(ピラティス)を思い出す時は、同時にフット(足)のことも思い出しなさい。」

しかしながら、このような足の運動は、あまり現代には伝えられていません。

このように、「ものすごくカラダに重要ですが、残念ながら今では伝えられていないピラティス」が、たくさんあります。ピラティス指導者養成コースでもカリキュラムに入っていない場合の方が多いのが現実です。

マシンメーカーも、このような小さな器具の生産と販売が減って来ています。
理由は、大きなマシンに比べて利益が少ない、ということが上げられます。

でも、もっと大きな理由は、
伝統的で画期的でありながら、このような器具を指導できる指導者が、どんどん減っているから」です。生産ラインから外されるのは必然的です。
実際に私が知っているだけでも、いつの間にかに生産と販売が終わってしまっているものがいくつかあります。

社会の流れという影響は、私たちは確実に受けます。
でもお客様の本当の健康を考えたら、このような知識やスキルは、根本的な部分から役立ちます。

賢い指導者なら、新しいマシンの情報に翻弄されずに「本当に身体に良いピラティスを提供する」ことが使命です。

足の健康が、全身に影響を及ぼす程重要なことであることを、もう一度認識して行きましょう!

ちなみに私は、常連のプライベートセッションのお客様には使い方をお伝えしており、待ち時間に自由に取組んで頂いています。ものすごく大好評ですし、その後の動きは圧倒的に変わります。

お伝えしたいのは、伝統的なピラティスのスキルや器具が消えているという嘆きのメッセージではありません。

現代人にとって必須とも言える程驚くべき効果がある器具が、本当はもっとたくさんあるということです。それらを活用しないのは、本当にもったいない!!
そう考えたら、もっと楽しみが増えてきませんか♪

 

さて、Lolita’s Legacyでは、このような「現在ではほとんど伝えられなくなった、しかしながら、ものすごく重要な小器具」についての習得にももれなく取組みます。足の器具はこれ以外にもありますし、他の知られざる小器具についても取組んでいます。

生徒の皆さんの、はじめて取組んだ時の驚きの効果は、悲鳴に近い程盛り上がります!

明日以降も、このような画期的かつ伝統的な、ジョセフ・ピラティスが開発した小さな器具に取組んで行きます。

 

櫻井淳子

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大事なことを伝えるとき

各時代で受け継がれて来たことを私が受取り、それを伝え、そして受け取って下さる人がいることが、本当に嬉しいです。

先日のピラティスワールドにて開催させて頂いた講座。

「〜ピラティスの遺産〜 ジョセフ・ピラティスの知られざる哲学と呼吸」
いまだにたくさんの感想を頂いており、とにかく嬉しいです。

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10年前と今は、まるで違う世界。
ITからAIへ広がり、技術の進歩は「日進月歩」ならず「分進秒歩」10年前に存在しなかった細胞も多数。

 

だけど、どんなに時代の変化があろうとも、変わらないのが「真髄や哲学」です。

このことについてだけは、どうしても「アナログ」で、目の前の人と「目を合わせ」「心を繋げ」、感情から湧き出るエネルギーとともに伝えることにこだわっています。

 

活字も動画も全て素晴らしく便利なものですが、薄めたくないものだけはFace to Faceの関係で貫きたい。

そうやって伝わった情報は、時間とともに薄れるのではなく、むしろ気づきを深め、育って行くからです。

ピラティスの真髄や哲学に触れる時。
ジョーに「よくやった」と言ってもらえるようにと、いつもその存在を感じています。

櫻井淳子

 

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櫻井淳子賞!ベストブレイン ウェルネスアワード

とても熱い一日となった「ベストブレイン・ウェルネスアワード」。
1つ前の記事に書かせて頂きましたが、改めて、健康産業の未来の発展につながる素晴らしい時間でした。

大変僭越ながら審査員として参加させて頂きましたが、本当に悩んだ審査員賞。

私は、「物事の根本は、揺るぎなく、不動でり、地球そのものであり、宇宙の仕組みでもある」と物理化学者としてそういったことが、10代コンの頃から染み込んでいます。

そして、こんなお話がこのアワードで聴けるとは!とてもエキサイティングいたしました。

私が審査員賞に選ばせて頂いたのは、自ら細胞活性について研究され、運動指導の形に落とし込み確実な成果を出されている「小川清貴」さんです。

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皆様、今後の小川さんの実績は、多くの方の根本的な解決へなる可能性を非常に秘めております。もちろん、私自身が理解した上で、しくみとして弊社にも取り入れられたら素晴らしいともイメージが舞い上がっています。

 

プレゼンターの皆様、メッツの皆様、審査員の皆様、その他多くの関係者やご参加された皆様、そして発起人の梅村社長。本当にありがとうございました。

 

櫻井淳子

 

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ベストブレイン ウェルネスアワード!

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昨日の午後。名古屋駅徒歩五分の会場は、「情熱の温度」が日本一高かったのではないでしょうか。
国内初開催となるベストブレインウェルネスアワードの優勝者は、原田光さんでした。
プレゼンターの皆さんの、心から讃え合い、心から悔しがる姿。本当に美しかったです。
このような歴史的瞬間に、審査員という貴重な機会を頂きありがとうございました。
審査員の皆様と一緒に。皆様、業界では知らない人はいない著名な方ばかりです。
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さて、どんなに感銘を受けモチベーションが上がったとしても、実行に移さなくては成長しません。映画観賞をして感動し、「あの映画は良かったね」とコーヒー片手に感傷に浸る、レクリエーションです。
来年また、私も含めて確実に「私の階段」を登った姿でお会いしましょう!
今回の企画は、健康産業を加速度的に発展させていくための、業界全体のエネルギー源になったことは間違いありません。
発起人の梅村社長、メッツの皆様、プレゼンターの皆様、関係者の皆様、当日ご参加された皆様、改めてありがとうございました。
最後に、昨日思ったこと。
人生には様子見や遠慮している時間はない。想いに重ねて自分に素直になる強さと勇気かなと。
私にスピード感があると言って下さる方がいますが、実は急いでおらず、この方程式のみ。シンプルでスマートになったとき、抵抗値が下がる分、本来のはやさと道へ、邁進できるのではないでしょうか。
櫻井淳子

海外からのコンタクト

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海外方ら、来年のLolita’s Legacy ピラティス導者養成コースについて、相談を頂きました。

私の英語力は、本当に×××!
でも、想いは片言の言葉に乗せて、届いて行く。イングリッシュで、深いトーク。

 

想いを伝え合う時、「語学力」越えるんだなと、改めて実感。
それ以上に大事なのは、「コミュニケーション能力」だとも実感。
子供の留学の際に、ママトークではじめて会う各国のママと、一人っ子の小学生を手放す不安や心配などを、国を超えて語り合った時に、似ています。

彼女は英語が堪能。
PMA認定も取得済み。

 

そして、韓国には大きなピラティスの会社があり、ソウル市内はどのスタジオも順調に運営されているという発展ぶり。韓国では韓国から発祥した大きなピラティス団体がいくつかあり、ピラティスは急成長を遂げています。

 

でも、敢えて、「資格ではなく、深めたいから。」と連絡をもらいました。

この言葉の意味は、文字通り「言葉を超えて」響いて来ました。
なぜなら、私自身が、ずっとそう思い続けて取組んで来たから。

もしかしたら、ピラティス産業が発展してきた今だからこそ。マインドやスピリットから湧き出る「深めたい」というニーズが、同時に増えているのではないでしょうか。

いや、ピラティスを本業としている方達にとっては、「もしかしたら」ではなく「当然」なのかもしれません。

おいしい食事をしたとき、思わずシェフに「これは何から作られていますか?どこ産ですか?」と聞きますし、自分の両親や先祖などのルーツを知りたいと思うのは本能的です。

もし自分を、意識的でも無意識的でも「ピラティス人」と思っているならば、そもそもピラティスそのものや哲学について知りたいと思うのは、当然のことでもあるでしょう。

私から彼女へのアドバイスは以下の通りです。

  • あなたは英語が堪能であるから、米国に行く等たくさんの選択肢がある。もっとたくさん調べたり、実際に脚を運んでセッションを受けてみたりして、何をどう感じるかを楽しんでみたらどうでしょうか。
  • その上で、もちろん私のコースを受講して頂くことは可能です。特にLolita’s Legacyのマニュアルはとても詳細に書かれていて、かつ英語のマニュアルで準備ができるので理解は十分にできます。
  • Pilates Heritageで語られる歴史や哲学、先人達の想いにも、可能であれば触れてみたらどうでしょうか。その上で、私ができることはサポートさせて頂きます。
  • たくさんの選択肢の中から、あなたにとってベストな道を心から願います!

上記は、日本国内の全ての「ピラティスを学びたい」と思っている方にも同じ気持ちです。幸い私は日本人なので、日本語でこれまでの学びや受け継いだことをお伝えすることができる、ということが1つの役割だとも思っています。

例えば海外のカンファレンスに行って、語学がNGなのはよしとしましょう。
当然、脚を運ぶだけでも素晴らしい学びがありますので。

でも、語学がNGだからと言って、全く違う情報を流してしまっている、という場面も目の当たりにしました。情報を切望している人達にとって、間違った情報なのか正しい情報なのかは、選別不能です。
しかし、目の前で言っていた間逆のことが、国内で発信されている。このようなことが、現実的に身近で起こっています。

なので、私は自分の理解力が足りない時は、大変な思いをしてでも専属の通訳をつけてきました。そして、自分一人で参加する時は、理解できたこと、理解できなかったことを整理してきました。そして、理解が足りない分、何度も脚を運んで、それを確かな情報として自分自身に刻んできました。時には米国のピラティス仲間にお願いして、再度説明やレクチャーまでしてもらってきました。

 

私は、ピラティスの団体の枠を超えて、「本来のピラティスメソッドを学ぶこと」に力を注いできました。そして、今もそれは変わりません。

このような活動や想いが、海外まで届いたと思うと、感無量です。そしてまた自分の経験から、彼女にとってベストな道を見つけてもらいたいとも切に願います。

そしてそれは、これからピラティスを学びたい、という方の全てに対して、同じ想いでいます。

櫻井淳子

 

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ジョセフ・ピラティス生誕の地で開催される国際カンファレンス「International Pilates Heritage Congress(ピラティス国際遺産議会)」日本代表のアンバサダーとして、皆様へご案内させて頂きます。
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