情熱は、頭で理解するものではなく感じるもの。
ロリータ・サン・ミゲェルとともに過ごす時間は、まさにそのものです。
ロリータの元で学びはじめた時の衝撃はとても大きく、
そして今も継続し、ファミリーとして活動をしています。
時間を重ねれば重ねるほど、ピラティスの深い部分が魂に刻まれているのを実感します。
ロリータの来日が、いよいよ間近に迫りました。
「世界唯一の第一人者が、通常の指導者養成コースの試験に自ら立ち会う」
など、他に類がありません。
昨年11月。世界中から絶え間なく来るオファーの中、
アリゾナで長時間に及ぶミーティングが持たれました。
その中で、日本の様子も真摯に伝えてきました。
日本はこの時期、極寒の上に試験会場は地方都市。
しかしそのようなことを承知で、
ロリータズ・レガシー第一期生のために
沼津という地方都市へ行くという決断をされました。
この現状をどう伝えて良いのか、
類がなさすぎて言葉も見つかりません。
この決断そのものから、ロリータの情熱と愛を感じられることでしょう。
82歳のロリータ。
沼津への来日ではなく他国のビックカンパニーのオファーを選べば
当然利益も比にならないくらい大きかったでしょう。
そしてもっと快適で、コマーシャルとしても優位なことは
いうまでもありません。
実際に、いくつかの諸外国の、催事ごとを大得意とする組織と依頼が重なっていました。
しかし、
「第一期生にでしょ、私が行くわ。
そして、あなたには負担ができるだけかからないようにと
考えているから安心して。」
そんなやり取りがなんども繰り返されました。
本当は、ワークショップのお知らせよりも、
師匠のロリータについて、伝えいこと・語りたいことがたくさんあります。
ジョーの魂、そしてロリータの魂。
ピラティスの本当の話。
来日というこの機会に、
「ジョーから受け継がれ、
さらにロリータが発展させたピラティスと、
時代を越えた情熱」が、
ほんの少しでも、伝わりますようにと願っています。
お申込いただいた皆様、ありがとうございます。
当日は、どうぞよろしくお願いいたします。
櫻井淳子