米国ピラティスの旅(3)☆ピラティスをサイエンスで見る

ボルダーでのピラティスの勉強。

毎朝5時頃には起きて、日の出の中での朝食。

この扉の向こうがスタジオです。
何故だか画像が横になってしまいますが・・・。

毎日勉強したスタジオ。

動画も見れます。
http://www.facebook.com/photo.php?v=640353012647569

休み時間も、各自練習。

朝の様子。皆で、昨日の感想や気づきなどをシェア。

ここで勉強する理由は、

どのように人の体が出来ているか

を根底に、講義とトレーニングが進むからです。

「なんとなく、効いている気がする!」
「効果がありそう!」
という想像や考えではなく、

「実際にどうなっているのか」
と言う事が、全ての動きの元になっています。

想像や考えは、時に実際の体のメカニズムとは
違う事があります。

数回ならまだしも、体のメカニズムと違ったものを何年も続けて行った時は、
後から必ず、何かつけがまわってきます。

パット先生はいつも、
これは、勝手な想像や意見ではなく、サイエンスです
と、おっしゃいます。

研究者だった頃、尊敬していた上司によく言われました。
「報告は、必ず○○だと思います、ではなく、○○です、としなさい」と。

何が自分の想像なのか、何が事実なのかを、
明確にする事をいつも求められていたのですが、
ピラティスの勉強をはじめてからは、
「○○だと思います」ということを多く聴くようになり、
曖昧さが気になるようになりました。
そして、「○○です」と言える情報を求めるようになりました。

ピラティスの真髄を受け継ぎながら、
その取組みをされているのが、ボルダーにいるパット先生なのです。

そして、今回のトレーニングでは、
「ピラティスの歴史、それ以前の運動の歴史」や、
「ピラティス指導者としての、指導とは。」
「ピラティス指導者としての取組み」など、
本当に、深い、深いお話やディスカッションも頂きました。

そんな、濃い6日間×1日7時間。
あっという間で、でも、お腹いっぱい。
今吸収できる最大限のことを、これから自分のものとして身につけ、
そして、また、学び続けたいと心底思いました。

6日間のトレーニングは、1日三食と補給食、
そして、夜はぐったりと就寝。

そんな充実したプログラムの中で、
パット先生は全てのエクササイズの見本を見せてくれ、
もっともっと、何倍も疲れているはず。

最後まで全力で指導して下さった事に、
これ以上ない程、感謝の気持ちで一杯です。

とにかくコツコツと続ける事かなと思います。

ピラティスをはじめて8年。
ようやく大切な何かが見えて来たような・・・(笑)

JUNKO

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