米国ピラティスの旅(4)☆ボルダー最後の夜のハプニング

9泊10日間滞在したボルダー。
それでも、本当にあっという間の出来事のようでした。

いつもはルルレモンのウェアを愛用していますが、
プラナのトップスの肌触りにすっかりはまってしまい、
雪が降る最終日の夜に、最後の買い物へ行く事に!

ボルダー滞在中、2回目のプラナのショップへ行きました。
ちなみに、このようなプラナ専門ショップは全米でも3カ所程度。
ここぞとばかりに、買い物欲も上昇します(笑)

このショップでお買い物する事30分強。

外に出ると、たった数十分で、
雪がだいぶ増えていました。

買い物開始、15分後頃↓

買い物終了後↓

外は、マイナス8度くらい。

暖気運転をしながら車に積もった雪を払おうと、
エンジンをかけて、ドアをしめたら・・・、
なんと!!!!

車のドアが開きません!!!!
車のキーがロックインされてしまいました!!!

この寒さの中、ほとんど人も歩いていない、
夜のボルダーの街。

お店に逃げようにも、パスポートも携帯も、お財布も、
全て車の中!

誰かに車をあけられてしまったら、大変なことに!!

しかも明日の朝は5時出発の移動日。

もう、外を降りしきる雪以上に、頭の中が真っ白な状態!

と、そこに偶然通りかかった一人の男性に、とっさに助けを求めたところ・・・、
なんと「こんばんは。」と日本語で挨拶をされて、さらにびっくり!!

日本に数年住んでいたことがあると言う、ボルダー人でした。

こんなに雪が降りしきる夜の街に、唯一いた人が日本語を話せるなんて、
奇跡的な感じがしました。

親切な彼は、レンタカー屋を調べて電話をかけてくれ、
あれこれ交渉もして下さり、最寄りのカフェへ避難して、
救助隊もそこへ来るように指示。

温かいカフェで待つ事、50分。

その間、なぜこのボルダーに来たのかについてや、
彼がどのような経緯で今ボルダーに住んでいるのか、
日本のどのようなところが好きかなど、
とても心地よい会話が出来ました。

しかも、こんな事件に付き合わせてしまい何度もお詫びの言葉を述べていると
「ゲンキダシテ!」と日本語で励ましてくれ、感激してしまいました。

そして、ついに救助隊の到着。

カフェを出る時には、お店の人もすごい笑顔で
「お金はいらないよ。みんなこういう事はあるから気にしないで!」と・・(涙)

そして、車のドアは、プロによってスムーズに開けられ、
無事にホテルに戻る事ができました。

この、不思議な夜。
なんのためにこんな事件が起こったのか。
あれからずっと考えています。

人に親切にしよう、それだけでは済まないような気がしています。

とにかく、大ピンチの中、奇跡的な偶然でたくさん親切にしてもらったこと。
励ましてもらったこと。
一生忘れないボルダーの想い出になりました。

ボルダーで借りていたレンタカー。
ロックインは想定外の想い出になりましたが、
雪道も安定して走ってくれたことに感謝♪

そして、またここに来たいと強く思ったのでした。

全身全霊で指導して下さったパット先生、
今回の研修を一緒に取り組んでくれたMさん、
通訳で西海岸からかけつけてくれたSさん、
急遽直前に参戦、そして何よりたくさんお世話になったYさん
本当に、ありがとうございました。

翌朝、ニューヨーク、カリフォルニア、シアトルと、
それぞれのフライトで、それぞれの行き先に分かれて行きました。

ニューヨーク辺へ続き来ます。

JUNKO

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