「体が硬いです。」
スタジオにお問合せを頂くお客様からの、
不安な質問ベスト3のうちの一つです。
ピラティスは、身体をオーバーストレッチする場所ではありません。
何となく、身体がものすごく柔らかいと、
カッコ良く見えることもありますね。
ダンサーや、その他パフォーマーなら、
芸術という分野で身体を使い表現するため、
非日常的なこのような動きにも、
当然ながら取組みます。
私自身、子供の頃はダンサーやバレリーナに憧れたものでした。
さて、身体表現者でない場合。
どこまでのストレッチが必要なのか、
ご存知でしょうか。
多くのストレッチ法が流行っていますが、
身体の可動域を広げる事が目的になってしまうと、
多くの身体ダメージが起こります。
さらに、最近の科学では、静的ストレッチは
運動パフォーマンスを確実に落とすと言う結果まで出ています。
では、ストレッチとは、何をするのか。
多くの理由がありますが、
うっかりと忘れてはいけないことの一つに、
「関節を正しく動かす」
ということがります。
関節そのものも強くなり、
適切に機能するようになり、
体全体の繋がりや伝達も良くなったり、
結果、身体機能も高まったり・・。
と繋がって行きます。
筋肉を引き延ばす事だけ以外にも、
重要な点がいくつかあるのです。
良かれと思っているストレッチは、
やり方一つで
関節や、関節にある組織へのダメージ、
ダメージをかばうために起こる、あやまった身体の意識、使い方、
パフォーマンスの低下、
などをもたらすこともあれば、
潤滑液がみなぎる体、
適切な可動域で、本来の最大限の能力を発揮出来る身体、
バランスの良さ、
一部ではなく、体全体の繋がり・・、
快適な身体
へつながることもできます。
身体へ意識を向けること、
‘身体への意識を向ける’ということが、どんなことか分かること、
その上でコントロールすること、
快適さの本当の素晴らしさ、
そして何より、
「結果を出す事」だけにフォーカスするのではなく、
「最高の結果を出せる心身の状況を、自分自身の中に自分で作る事」が
大切です。
本当は、もっともっと複雑でいろいろありますが・・・。
さて、そんなこと、どうやったら出来るのでしょうか。
8年前。
本当に身体の不調で、辛い日々を送っていた頃、
私にとっては、夢のような、魔法のような話でした。
でも、その魔法がピラティスに出会い、実際に起こったのです。
その魔法に魅せられ、
探求する旅が続いています。
出会ったあの日から、発見の連続です。
一緒に、ピラティスを楽しみませんか?
ピラティスは、ダンスではありません。
人に見せるためのものでもありません。
隣の人と、競い合う事でもありません。
自分自身のために取り組む、素晴らしいメソッドです。
私の仕事をする中での一番のコミットメントは、
「自分の体に恩返しするために、
そして、指導者としての責任として、
常に理想を目指して取り組み続けること」です。
PILATES BODYとは、
強くしなやかな身体で、今の時代を快適に、
そして、最高の人生を歩んで行ける、
そんな素敵な身体です。
そんな思いを込めたPILATES BODY Studioで、
いつでも、皆様のご来店をお待ちしております。
JUNKO