PILATES BODY Studioの暑い「秋」がはじまります！

PILATES BODY Studioでは、いよいよ来週末から
ピラティスの指導者養成コースPPS１が始まります。

いつものプライベートセッションに加え、最近は
受講生の準備のためのプライベートセッションが続いています。。

未来への期待を感じさせるキラキラとした目で、
「先生、こんなのが全部できるようになるんですか？」
と言う質問を受けた。

このコースは、単に講習を受けて資格を得られるものとはまるで違う。

コースの受講時間が60時間近くに及び、
試験までの課題も最低100時間。

総合コースと言う事で、ピラティスのマシーンも必要とするし、
ある程度の覚悟は必要なコースである。

でも、これが終わると、本当に身体が変わる。
そして、ピラティスだけではなく、
人として、何かが変わっている。

大人になってこんな経験が出来るんだと、感動の声すら多い。

私がこのコースを受講した時は、もちろん沼津にはピラティスどころか
こんなマシーンなんて存在すらせずに、コースの受講や練習の為、
東京や浜松に通い詰めた。

小さな子供もいたから、まとまった時間も取れない。

都内への滞在時間1時間の練習の為に、
本当に、何度も何度も東海道線に乗り、
新幹線に乗り、車に乗り、東西かかわらず、
休む間もなくのチャレンジの連続だった。

そして、こんな奮闘をしながら、
だから地方には、深いピュアなピラティスが広まらないのだとも思った。

私は、腹を決めて、全てを使って地方からチャレンジをしたけれど、
皆がそこまでできるとは限らない。
ましてや、小さな子供がいたりすると、うちのような核家族には
無理難題である。

だから、このコースをいつか、沼津に持ってこようと心に決めた。

そして、全てのものをつぎ込んですべてのフル認定を取り、
海外のマスターティーチャーにも教えを受けるようになり、
ようやく、受講生をフォローできる準備を整えることが出来た。

もちろん、それ以前には、まずはスタジオの環境やイクイップメント（マシーン）を揃えること、
ピラティスのファンを沼津に増やし、素晴らしさを共有し、
もっと深く学びたいと思えるほどの情熱を持って頂けるように
レッスンを続けること。
これらの、道のりの上だと思っている。

だから、今回の、このコースの沼津でのコース開催は、
私の想いを込めたコースでもある。

ピラティスの本質を少しでも知ってしまった以上、
ただ身体を動かすだけの運動や、
浅く広くそつなくこなすようなものをピラティスとして紹介することはもはやできない。

自分の身体で、試行錯誤しながら感じ、体得していく過程こそが、
学びの基本だと思っている。

そして、常に私自身の興味はいつも、
「スタジオをどう運営するか」ということではなく、
「どう自分のためのよりよい練習環境を作るか。」
「そして、それをどう伝えるか」
というところにある。