私個人的に、やはりこの本はかかせない。
中表紙にあるジョブズの言葉。
「僕のことを子どもたちに知ってほしかった。父親らしいことをあまりしてやれなかったけど、どうしてそうだったのかも知ってほしいし、そのあいだ、僕がなにをしていたのかも知っておいてほしい。そう思ったんだ。」
という言葉が印象的。
本もモノも、作り手の気持ちを受け取ることで、さらにぐっとくるなーなんて思います。
そして、研究者時代に、私の一番の憧れでもあり夢だったパロアルト研究所。
もちろんアップルとの話は有名で昔からよく知っていたし、そんな逸話が残るこの研究所でのことは、今でも強烈に私の中で生き続けている。
昔、周囲にこの研究所について熱く語っていたものの、相手にされることはほぼなく、私の胸の中にしまってから、かれこれもう10年以上。
この本で、ほんの少しでもまたこの研究所に出会えた事は、嬉しい限り。
今はピラティスをやっていますが、やっぱり理系気質の私のスタンスは、全く今もかわっていない。
この本の中で出てくるエンジニア達の生々しい実話に、何度も鳥肌がたっています(笑)
そして、24歳のときに決めた事。
「文系と、おたく(失礼!優秀な理系の人たち)をつなぐその狭間で、活躍しよう!」と思い、会社で唯一、研究をしながらフィールドに飛び出した私。
同じようなことを思っていたと本にかかれていて、比べるのも恐ろしく失礼なのですが、ちょっと嬉しかった(笑)
いつまでも、ピラティスおたくな私であり続けます!
JUNKO