「お母さーん、あのさあ、通訳の人って、
いてくれるとすごく助かるけど、
もし本当に英語を勉強したいなら、
いない方が早く英語がわかるようになるね。」
と息子。
なんで?と聞くと、
「通訳の人がいると、英語を聞く必要がないから、
僕はNYでもカナダでも、何を言っているか全然わからない!
だけど、ここに来て、何を言っているか、 わかるようになってきた。
それに、本当に必要だったら、調べたりして面倒くさいけど、
そうやって何度も調べたりすると、絶対覚えるよね!」と。。。
そして、最後に一言。
「一ヶ月って長いと思ったけど、 一ヶ月くらいじゃあ、
全然話せるようにはならないね!」と冷静な判断。
ここ最近、
「トイレに行っても良いですか? は何て言うの?」
「このテレビ番組はなに? は何て言うの?」
「チリでは何語を話すの? は何て言うの?」
「いつまでいるの? は何て言うの?」
「一緒に遊ぼう は何て言うの?」
「住所を教えて? は何て言うの?」
とひたすら質問攻め!
そして、
「これ貸して〜」
と持って来たのが、 よく書店で売っている、旅の英会話の小さい本。
「お母さん、今日からこれは僕に使わせて」と言って、
寝る前まで、ひたすら読んで練習していました。
私も時間が許す限り、勉強と仕事。
自ら必要を感じで、
自ら勉強する。
こういうことを感じてくれたことが、
英語を習得する前にもっと大事なことだなあと感じます。
その上で、英語が学べたら良いね!
最後に本人曰く
「一ヶ月じゃ無理そうだけど、中学に入るまでには 英語ができるようになりたい」と、
抱負を述べてくれました。 この先どうなるかなんてわかりませんが、
ひとまず、 当初は嫌がっていた息子を連れて来て良かったと思いました。
経験こそ、力ですね。
JUNKO