なぜ「ピラティス指導者養成コースLolita’s Legacy™」を選ぶのか

ブログの更新が2ヶ月以上滞っておりました。昨日スタジオにお越し頂いた遠方の方に

「櫻井先生のブログを見て、いつかお会いしてみたいと思っていました」と声をかけて頂き、本当に嬉しく、そして励みになりました。

8月中盤から一ヶ月程度カナダに行っており、その前後も非常にハードなスケジュールで動いています。このためブログをお休みしていましたが、こうやって見て下さっている方がいるんだなあと改めて嬉しく思い、私ができる情報発信や想いを、引き続きブログに綴って行きたいと改めて思いました。

現在、ブログが携帯から投稿できない状態になっており、そのため、どうしてもフェイスブックへの投稿となってしまいます。是非、お友達申請もお待ちしております。(その際、迷惑申請と分別するため、一言メッセージを頂けると有り難いです。)

 

さて、現在最も力を入れている取り組みについて、
先日Facebookに投稿しました。こちらでも、シェアさせて頂きます。

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現在開催しております、ピラティス指導者養成コース「Lolita’s Legacy™」について、たくさんのお問合せを年間を通して頂いております。まだまだ情報が少ない中、興味や関心を頂き、大変嬉しく思います。

現在、国内第一回目のコースを開催しております。

このような中、講師としての準備も想像以上のボリュームと入念な準備に迫られているため、今年は可能な限りの全ての時間を、このコースを無事に遂行することに力を入れております。このため、なかなか、このコースについての情報ですら、公に提供させて頂く時間的な余地がないのが現状となっております。

この第一回目のコースの第4セッションが終わる11月以降から、どのようなコースなのかについてご詳細を出させて頂きたいと準備をしております。

このような中ではありますが、今日は「なぜLolita’s Legacyコースを選ぶのか」について、少しですがシェアさせて頂きたいと思います。
このコースは、ジョセフ・ピラティス氏の直弟子である
ロリータ・サン・ミゲェルが創り出した集大成とも言えるコースです。

ジョセフ・ピラティス氏に直接指導を受けた「第一世代」といわれるマスターティーチャーは何名かいらっしゃいますが、ピラティス氏から直接認定を受けたのは、世界で2名しかいませんでした

 

世界中で「●●系統のピラティス」という団体が生まれている中、ピラティス氏から“正真正銘に直接公認”され、そしてそれを教育システムとして残しているコースは、世界唯一「Lolita’s Legacy」だけなのです。

また、現在活躍されている多くの著名な指導者達は「第一世代の●●さんから習得した」とありますが、ロリータ・サン・ミゲェルは、ほとんどこれらの第一世代と同じ時を過ごし、他のメソッドがどのようなものかについて、唯一直接的にともに活動をしたり、習ったり、把握をしてきました。

そして、このコースの中には、これも世界で唯一「他のエルダーの歴史」も入っておりジョセフ・及び妻のクララピラティスの直系を受け継ぎながら、他の第一世代ティーチャーの素晴らしい点等も、このコースに総合的に取り入れられています。現在では「●●派」とバラバラに見えるピラティス界の構造も、実は、このコースには素晴らしい創造的な知恵ととして統合されているのです。

歴史的背景では、ピラティス氏以外で始めてピラティスを教えた人物としてカローラ・トリエーが知られています。ロリータ・サン・ミゲェルはカローラのところでも修行をしており、カローラからも世界で1名だけ認定を受けています。

現在でも「カローラの弟子」と言われる素晴らしいティーチャーがいらっしゃいますが、ロリータが他とは違う点は、「カローラが自らロリータの才能も見つけ、カローラから指導者になるように誘い、唯一認定を出した」人物なのです。

2000年以降、世界各国にピラティス団体が生まれましたが、ロリータ・サン・ミゲェルは、ピラティスをはじめてから55年以上が過ぎても指導者養成コースを創ることをしませんでした。

それは、
ピラティスには商業的にはどうしても伝えきれない「哲学」と「真髄」があるからでした。

ロリータはそれらを必要な人に口頭で伝え続けてきました。ですがある時から、彼女の弟子達が、世界で唯一、ジョーからの直結を伝えることができるこの財産をレガシー(遺産)として残して欲しいと切望をし、根気強い説得を続けました。

そして、ようやくコースとしてまとめはじめたのが70代後半になってからです。

ロリータが創ったコースには、ジョセフ・ピラティスの魂が生き続けているよう、全てのエクササイズに彼女のアドバイスやピラティス氏がどうしていたかなどのコメントがついてきます。

生きた情報として伝えるための工夫が施されました。

そして、どの筋肉に働きかけるかよりも、
「どのように生活に役立つか」について、一貫して伝え続けています。

筋肉は身体のほんの一部分でしかなく、全身の統合と、ボディ・マインド・スピリットの統合という本来のピラティスメソッドを残して下さいましした。その上で、総合的な考え方ができるようになるための解剖学書も用意されました。

さらに、昨今では「クラシカルピラティス」は理にかなっていないものと多くの誤解も見受けられる様になりました。このコースは最新の科学にもとずき、今の科学でわかる身体にとって最適な方法がとられています。

もともとピラティスは「その人がより良くなるために、その時にもっとも必要なこと」をやるべきものであり、振り付けを覚えることではありませんでした。この姿勢そのものも、ピラティスの一部なのです。

世界で有名なピラティス団体の創始者さえも、ロリータ・サン・ミゲェルについて、彼女のピラティスへの生涯の取り組みと勤勉さ、新しいチャレンジ、向上意欲に多大な敬意を表され、いまでも彼女から学び続けています。

そして、私自身も、この第一世代でありエルダーであるロリータ・サンミゲルから直接の認定を受けました。ジョセフ・ピラティス及びクララピラティスの直系を、最新の科学とともに受け継ぐ「第二世代ピラティスティーチャー」となりました。

そして、その想いを何とかして日本で広めたいという一心で、国内ではじめてこのLolita’s Legacyをスタートすることとなりました。このような中、初年度の今年は、本当にたくさんのエネルギーを使ってコースに取り組んでいます。

これまでの道のりも難関でしたが、これらを担い伝えて行く立場は、さらに経験したことのないチャレンジが山のようにあり、現在そのチャレンジの真っただ中にいます。

なぜこの道を選んだかについての答えは1つです。

ピラティスは、ジョセフ・ピラティス氏が創ったものであり、それが学べる直系の唯一のコースだからです。そして、そこには当時の他の第一世代達の素晴らしい教えや、最新の科学の考え方も全て統合された他にはないコースだからです。

2017年。ピラティスのフル認定を取得したいと思っている方は、是非今後の情報をチェックして下さい。

Junko