ピラティスワールド2016の講師が、無事に終了しました。
皆様のお陰で、とても早い時期に満席になったと伺いました。
そして当日は、北海道、岩手などからもわざわざ駆けつけて来て下さったとお声掛けを頂きました。
全国各地から、本当に、たくさんの方にご参加頂きありがとうございました。
数多くある素晴らしい講座の中から、私の講座タイトルを見て選んでご参加下さった方々、本当にありがとうございます。参加して頂く皆さんについて想いを寄せながら、講座の準備をしました。
きっと、動きそのもののテクニックやスキルだけではなく、「ピラティスって何?」という原点を知りたかったり、単純に言葉で説明できないような「ピラティスが大好き」という感覚があったり・・・、という方が多いのではないかと感じていました。そして、そのような方のお役に立てたら、という想いで準備をしました。ピラティスは、素晴らしいと改めて感じて頂ける様に。
今回のピラティスワールドには、私も尊敬し海外のカンファレンスなどでクラスをとらせて頂いているブレントさんも来日されています。解剖学はそのようなプロにお任せし、ジョー(ピラティス氏)の想いできるだけ伝わるように、そしてジョーと言う人物像がもっと身近に感じられる様に。限られた時間の中で情報を選択し絞ることに時間をかけました。
ピラティスを学ぶとき。
「ピラティスとは何か」
「ジョーの遺産」
を理解するためには、
●ジョーの強い想い
●ジョーが実際に大切にしていたこと
を知ることは、最大限に役に立つと思います。
このような情報をお伝えすることは、私の使命だとも思っています。
なぜなら、私が日本で伝えられる様に、ロリータ・サン・ミゲェルはじめ、たくさんのマスター達が何度も何度も時間をかけて、私に伝授して下さいました。ピラティスの歴史や哲学は、私自身そうやって、何年もかけて学んで感じてきたものです。
そして、まだまだ日本にも、誤情報がたくさんあります。
皆それぞれ解釈は意見は違いますので、いろんな考え方があるのは素晴らしいことです。
その反面、事実と違うことが情報発信されていることも、さらに目につきます。
このワークショップを準備している最中でも、事実とは到底違うことが「ピラティスネットワークの情報発信」として発信されていることも知りました。このようなことについては、ピラティス指導者であればもう少し賢くならなくてはいけません。
従って、できるだけ、簡潔に、事実を事実として伝えて行くことの重要性も感じました。
とは言え!
何より、講座に出て頂いた方に
「ピラティスをやっていて良かった!」
「ピラティスってやっぱり素晴らしい!」
「ピラティス大好き」
って、ご自身の想いを再確認して頂けたら一番嬉しく、それが私のゴールです。
今回は呼吸がテーマだったので、ジョーが発明した呼吸のためのトレーニング用具をご紹介しました。
会場では、全員がはじめて目にすると言って驚かれていました。
そして、楽しまれていました。
そして、呼吸とピラティスワークが、義務としてつながっているのではなく、「一緒に存在しているものだ」ということを、実感して頂きました。
これについては、また別途ご紹介させて頂きます。
ご参加頂いた皆様には
- とにかく知らないことだらけで、本当にビックリしたし感動した!
- 前回の歴史のワークショップとはまた違う情報もあり大興奮!
- はるばる来た甲斐がありました!
など、嬉しいお声をたくさん頂き、感激です。
このような貴重な機会を頂き、ピラティスワールドを主催して頂いた株式会社ぜんの皆様、関係者の皆様、ご参加頂いた皆様、本当にありがとうございました。
櫻井淳子
ジョセフ・ピラティス生誕の地で開催される国際カンファレンス
「International Pilates Heritage Congress(ピラティス国際遺産議会)」
日本代表のアンバサダーとして、皆様へご案内させて頂きます。
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