「ピラティスを生きる。ロリータの舞台裏!」
これは、ロリータズレガシーの創始者、
ロリータ•サン•ミゲェルを表すのに
最も適した言葉の一つです。
PilatesHeritageでも、
ロリータは分刻みの大変なハードスケジュールでした。
さらに、1ヶ月前にフロリダを出て、
ヨーロッパ四ヶ所にて
ワークショップや
ロリータズレガシー最終試験を実施。
そして、最後にこのPilatesHeritageです。
ピラティスにおいて
一切の妥協のない
82歳のロリータの体力は、
驚異的と言わざるを得ません。
このスケジュールの中、ここドイツでも
誰よりも凛としたたたずまいとオーラ、
優雅さで、皆を魅力していました。
最終日の夜は、ごくわずかなメンバーで、
ミーティングを兼ねたディナーに行きました。
私がひと段落してレストランを出たのは22時47分。
なぜ時計を見たかと言うと、
ロリータは最後のミーティングのため、
まだレストランに残っていたからです。
最終日ともなると、参加者皆も疲労を感じています。
そんな中、やはりいかなる環境でも
「誰よりもやり切る」ロリータ。
ピラティスの体現とは、
まさにこのような日頃のことを指すのでしょう。
ロリータが初めてこの街を訪れた時、
「ジョーが生まれた街で、誰もジョーを知らなかった」
と言う衝撃と想いではじめたPilates Heritage。
今や街の市役所にも認知され、
ジョセフ•ピラティスのストリートの名前をつけようという
取り組みまでされるようになりました。
わかりやすい理論は大事ですが、
指導者であるならば、
簡単な言葉では表せないピラティスの真意を知ることこそ、
真の指導者への道ではないでしょうか。
Pilates Heritageは、
そのようなことへの挑戦でもある気がします。
そして、ピラティスの体現者を
目の当たりにできる環境に感謝です。
JUNKO