ニューヨークピラティス特別ワークショップ裏話

8月24日〜26日開催した、
ニューヨークピラティス特別ワークショップ。

開催後、明らかに参加者の雰囲気が変わっている。
何とも言えない活力とオーラ。
なんだろう、この空気とみんなの楽しそうなやる気と雰囲気。

Masakoさんは、ピラティスを伝えて下さっただけではなく、
オリジナルの素晴らしいエネルギーをスタジオに残して行ってくれました。

毎日毎日
「とにかく参加してよかった」
「絶対次も開催して下さい!」
「沼津でこんなレッスンが受けられて嬉しい!」

すばらし先生だった」
「本気でニューヨークに行きたくなりました」

などたくさんの嬉しい声や
「開催してもらってありがとうございました」と、
逆にお客様からお礼の言葉を頂いたりしています。

ちょうど今日で、開催から一週間が過ぎますが、
まだ私自身も、ワークショップの余韻が身体にしっかりと残っています。
終了後3日間は、放心状態でした(笑)

本当に、当初立てたコンセプト通り、
「ピラティス愛好家&ピラティス指導者のための夢の3日間」
となりました。

Masakoさんと初めて出会ったのは、
昨年のロリータ・サンミゲルの東京ワークショップでのこと。
ロリータは、ピラティス氏の直弟子として活躍する、
今や世界に二人しかいない指導者。

世界中の人が、ロリータを求めています。

そんなにすごいロリータが、ついに昨年初来日したのですが、
その通訳とアシスタントで来ていたのがMasakoさんです。

ロリータのワークショップですから、
Masakoさんは余計なことは言わずに、とても静か。

でも、たまにロリータに指示されて動いてみると、
すごいパフォーマンス!

それに、日本人が、第一世代のロリータのもとで
修行をしているなんて、どんな人物なのかしらと疑問に思いました。

ワークショップ終了後に、ふと気がつくと
「沼津でワークショップを開催することは可能ですか?」と
質問していた私。

しかも、図々しく
「今、国内ではほぼ勉強ができない、骨粗しょう症のためのピラティスと、
ランナーのためのピラティスを勉強したいのですが。」

と、やりたいことまでしっかりと質問していました。

さらに、日本のピラティス界ではマンネリ化したストレッチポールの
利用方法。Masakoさんが楽しく効果的に取り組む事ができると言う事を聞き、
これは絶対にやってみたい!と思いました。

とは言っても、Masakoさんはピラティスの最先端の街ニューヨークで
指導者を養成し、予約も満席の人気マスターティーチャー。

沼津に招くには大きなお金も動かさなければいけないし、
何よりも、実際に受けた事がないので、どんな感じなのかもわからない!!
私は良いとしても、お客様皆が喜んで頂ける会にしなければいけない。

いろいろと考える事もありました。

それでも、本場ニューヨークのピラティスの風が沼津で吹いたら、
どんなに素敵だろう!

そう思うと、どうしても諦めきれず・・・、

出した結論は、
「ニューヨークにMasakoさんのレッスンを受けに行く事』
でした!!

ボルダーでの濃密すぎるトレーニング後、
たった1泊のためにニューヨークへ飛び、
どうしても受けたかったセッションを2本受講。

もう、歩くのもままならないその脚で、
何とか予約を取らせてもらったMasakoさんがいる
スタジオへ向かいました。

もうクタクタどうしようもなかったのですが、
Masakoさんのセッションがはじまると、
なんだか無条件にとっても楽しい!

そして、身体に合わせた素晴らしいバリエーションが
次々と登場!

結局身体も軽くなり、23時までブロードウェイで
買い物をしてしまうほどになってしまいました♪

帰りの飛行機では、気がつくと
Masakoさん来日のための案をあれこれ練り始めました。

帰国後、ニューク特別ワークショップを企画し、
すぐに相談を始めました。

またまた図々しく、今回ニューヨークで受けたようなセッションが
できるようになりたいと思い、マシンを使ったワークショップや、
安全で初心者から上級者まで使えるスパインアークなど、
リクエストも次々と出てきました。英語と日本語で、
たくさんのやり取りがスタートしたのです。

そして、私にとっての勉強は、すでにこの時から始まっていました。

クライアントをたくさん持つMasakoさん。
それでも、いろんなやり取りをしていると、
常に、世界中あちこちに飛び、ピラティスの勉強をしていることがわかり、
すごい影響を受けました。

ここ日本では逆立ちしたって追いつかない程の勉強と、
経験をすでに重ねて来ているのに、
さらに、どうしたって追いつかない勢いで、
米国内外にピラティスのために飛んで行っている!

また、私からの、あれこれとたくさんの依頼に対しても、
準備ができるかどうかなど、しっかりと考えて下さり、
「言われたからやる』のではなく、
「やるならしっかりしたものを提供したい」という姿勢で、
私自身、本当に開催が楽しみでワクワクしていました。

沼津滞在中に伺ったところ、
お休みは、海外のコンベンションに参加するような時のみ、
とるそうです。

そして、その「コンベンション」という勉強が、「バカンス」ということです!

沼津での開催中、最初の二日間は、
出来るだけたくさんの情報を日本に伝えて行こうと、
本当に、知識も技術も、これ以上ないほど沢山伝えて下さいました。

そして、3日目のプライベートレッスン!

たくさんのバリエーションの中から、
その方にあったものをチョイスし組み合わされた、
なんとも言えない素晴らしすぎるセッション。

ピラティスって、すごいなあ。すばらしいなあ。

私のピラティスなんて、全然まだまだ。話にならない。
フル認定ってなんだろう。
フル認定って、とりあえず、安全に、ケガなく、
最低限の動きができるにすぎないのではないか。

フル認定って、やっとこれから、
ピラティスを勉強し、伝えて行きたければ伝えて行ったら?
という、スタートラインにたったに過ぎない。

まだなにも始まっていなくて、
これからようやくピラティスを始めるのかはじめないのか、
その選択をし、進んで行く地点なんだと感じました。

ここ日本では、フル認定が一つの目標のようになっている光景をよく目にしますが、
全然逆です。

もう、すっかり、振り出しに戻ってしまた私。
ある意味、頭が真っ白で、呆然です。

ですが、こんなに素晴らしい旅、またゼロから、歩み始めます。

何度振り出しに戻っても、何度でも、頑張る!
そう心に、強く思いました。

いつもプライベートレッスンを受けて下さるお客様の動きも、
明らかに変わっている。

何より、私にも伝えきれなかったピラティスの楽しさが
伝わっている。たった数日で、目に見える変化。

それ以上に、私自身も、今までになかった
ピラティスの楽しさを、たくさん発見してしまいまいました。

ニューヨークからのMasakoさんの荷物は、
なんとリュクサック一つです!

スーツケースがなく、最初は目を疑いました。

よく考えたら、本当に忙しいスケジュールの中、
沼津でピラティスを伝えるためだけに来日して下さいました。

だから、それに必要なものは、ピラティスウェアのみ。

リュック一つで・・・頷けます。

本当にシンプルで、余計なエゴなどなく、
ストレートに3日間指導して下さったそのままの性格が、
荷物にも出ていました。

私の、次の目標も決まりました。
そんなこと出来るかどうかドキドキだけど、やるしかない。

ピラティス最高です♪

本当に、ご参加頂いた皆様、そしてMasako先生、
心よりありがとうございました。

そして、来年も、是非開催させて頂きます!!!
またみんなで、夢の数日間を過ごしましょう♪

JUNKO

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