シルクサスペンションの指導者養成コースを開催するようになり、
ピラティスだけではあり得なかった、
素晴らしい出会いを頂いております。
シルクサスペンションの導入には、家庭の事情が本当に
大変な中での取組みとなり、本当に渡米をして良いのか、
と自問自答しながらの取組みが続いてきました。
ですが、やはり心の声は、自分の仕事は80歳まで現役で
やり続けること、そして未来を作ること、何より、間違いなく
人の役に立てること。
まさかピラティスの本流以外のことでこのような取組みを
するとは思っていませんでしたが、「絶対に役に立てる！」という
強い気持ちは変わりませんでした。
本当のピラティスを学び伝えたい。
その中で出て来る課題も解決できるツールでもあったのです。
家族会議を繰り返しながら渡米を繰り返し、そして、最後の最後に。
何度も訪れたニューヨーク滞在中に、身内の訃報を聞いたときは、
言葉もない程、ただ呆然と立ち尽くしました。
あれから１年半。
ただの流行や見た目の良さだけではなく、
想いを持って取組み続けたい。
そう思い、広告宣伝もすることなく、国内で活動ができるように
地道に取組みを続け、準備をしてきました。
そのうち、本当に良いと思ったシルクサスペンションを受講して下さる方が、
口コミで増えて行きました。
まだまだ認知度は低いのですが、全国的な宣伝もなく、
それでも全国からの受講にお越し頂けるのは、
ほんの少し前まで日本国内ではゼロだったことを思うと、
奇跡のように嬉しく感謝しています。
日本人として初の認定を受けた私は、当然、現時点では
国内で指導者を育成できるのは、どうしてもただ一人だけです。
そんな中、本当にフィットネスやピラティスの大先輩方が、
遠方から受講に来て下さっています。
ウェブやメディア等でご活躍を拝見していた方々。
そして、シルクがなければ絶対に出会う事がなかった方々。
参加者の皆様から多くのことを学ばせて頂いています。
普通に会えば、逆にこちらが緊張してしまうような大先輩達も、
みな真摯に気持ちよくコースに参加され、とても良い雰囲気で
周りにも配慮されながら取組まれています。取組まれている姿勢が
本当に素晴らしいです。
このようなお人柄だからこそ、こうやって長く続けて来ることができ、
成功されているんだなと、いつも参加の皆様から学ばせて頂いています。
そして、「シルクサスペンション」を受講したことで
スタジオをオープンしたいと目をキラキラと輝かせてお話して下さる
インストラクターの方々、シルクを機に、ピラティスをもう一度
学び直したいと話して下さる方々。
シルクサスペンションは、神経筋の発火だけではなく、
心にも発火する魅力があります。
最初は、どうしてもシルクサスペンションを日本でやりたいし、
絶対に人の役に立てる！健康で楽しくて、運動が苦手な人も
楽しく取組めるし、プロのアスリートだってビックリする程
効果的に取組めるプログラムにただただ私自身も感銘を受けて
必死に取組んで来ましたが、
今こうやって国内での活動をスタートさせて頂くと、
新たな出会いから、多くの学びを頂けるようになりました。
シルクで笑顔になって、
笑顔の輪が広がって、
健康でイキイキした人が増えたら・・・。
と思い、胸を躍らせて、さらにスキルアップをして
取組んで行きたいと思います。
※写真は、今月号のNEXTの掲載記事の一部です♪
JUNKO