”I must be right. The whole country, the whole world, should be doing my exercises. They’d be happier ” ―JOSEPH PILATES
「私は正しい。全ての国、世界中で私のエクササイズに取り組むべきである。そうすれば、さらに幸せになるに違いない」ージョセフ・ピラティス
2016PMAカンファレンスの最終夜。
ブラジルの VOLL PILATES GROUPにより制作された、素晴らしい映画が世界初公開されました。
その名も
「TRIBUTE TO JOSEPH PILATES(トリビュート・トゥ・ジョセフ・ピラティス)」。
本当に感動的な2時間。
ジョー(ジョセフ・ピラティス)のエッセンスに触れる、そして、ジョーと、第一世代と、次世代と未来への架け橋となる、素晴らしい映画でした。
最後は涙。だけど、ピラティスの先人達が涙されている姿を見て、私なんてまだまだと、ぐっとこらえられるだけこらえてきました。
ピラティスメソッドは、世界中で広がりを見せていて、20世紀に最も爆発的に広がったメソッドとも言われています。
このピラティスメソッドを理解するには、時代が変わり、団体が増え、発展すればする程、「ジョーの魂」や「コントロロジーのエッセンス」が基盤として価値をなす。これだけは、ずっとずっと思い続け、私がピラティスの歴史を伝えはじめたのも、まさにこの一点です。
まさに、この映画も、次世代の若者達が、そのような想いから出来上がった映画でした。
特に感動的だったことは、ジョーのエッセンスに触れられた、と言うことだけではありません。
時代を超えて、世代を超えて、ジョーと、先人達と、現代と、未来を、ジョーが作ったメソッドを通して「共通する魂」として繋いでいることでした。
これは、どんな分析よりも、科学よりも、感動的です。
制作チームの言葉を引用すると、
ピラティスインストラクターにとっては、ジョーの実話や長年ピラティスを取り組んで来た人達からのメッセージを通して、ピラティスの本質への理解が深まるでしょう。
そして、
ピラティスに取り組む人達にとっては、単なるエクササイズを越えたピラティスの哲学に触れることができます。
上映後のステージの様子です。センター付近の4名が制作チーム。
ロリータと抱き合っているのは、私たちと同じロリータの弟子チーム、Glaucia Adrianaです。ロリータズファミリーとして何かとご一緒する機会がありますが、素晴らしいエネルギーの持ち主です。
ロリータの秘書のリリアンが、制作チームに記念品を渡されました。
感動的でした。
制作チームと、このビデオに出演している(皆さんのご存知の)ピラティスの歴史を生きて来たマスター達。この中に、今回のジェネラル・セッションで登場し、ワクワクする素晴らしいジョーとの思い出をシェアしてくれた、かつてのジョーの生徒であり友達のJohn Steelもいます。
このような歴史的瞬間に立ち会えたこと。
ここで得た、テクニックなどでは言い表せない「スピリットとエナジー」。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ジョセフ・ピラティス・トリビュートのフェイスブックページはこちらです。
https://www.facebook.com/JosephPilatesTribute/
私もしっかりDVDを購入してきました。
是非、鑑賞会を開催したいです。
制作チームの皆様、このような素晴らしい機会を設定されたPMAの皆様、関係者の皆様に、心より感謝です。
櫻井淳子