話はとても昔に戻ります。
昔の私と言えば、
本当に内気で、
人前で話す事なんて全くできずに、
人の目を気にして、
余計なことで悩んだり、
人と比較して悔しく思ったり、
もはや、今となっては
「あのときの感情って、そう言えばどんな感じだったかしら!?」と
思うくらい、今とは違います。
しかし、もっともっと、
その奥に秘めていた想い。
これは、ずっと変わりません。
本当の想いははずっーとそこに、今も昔も変わらずにあります。
それに覆い被さっていたいろんなもの(感情や思考パターン)が
変わっただけなんだと、思います。
昔は、私の居場所や本当にやりたい事は
何なんだろうといつも考えていました。
六本木や新宿、渋谷を毎晩遊び回りながらも、
そんな生活はいつしか行き詰まりを感じ、
誰にもばれないようにこっそりと、
自己啓発に取り組んだり、
たくさんの本を読んだりしていた時期もありました。
自分を見失っていた時期はあるけれども、
取りえは、「自分を見失っても自分を取り戻すことを
諦めなかったこと」だと思います。
そして、いろんな経験の中で今の私になっているのですが、
「変わった」というよりも、
「限りなく素に戻った」という感覚です。
自由に考え、良いと思う事を行動し、
やりたい事にはチャレンジし、
家族とも愉快に過ごしている。
ずっとずっと探し求めていたものを
探す必要がなくなった、と言う感じでしょうか。
今を楽しく生きていることが自然になりました。
私にとって、
私がここにいる理由や存在価値なんてことを考えなくても、
ただ、こうして生きている事が素晴らしい。
そんなことを教えてくれたのは、
やっぱりピラティスです。
ピラティスに出会って「マットの上では戦わなくて良いんだ」と知りました。
気がついたら、それが日常でも当たり前になりました。
自分の身体は、毎日違うし、
その日に合わせてそうあるようになっていると知りました。
こんなことを、ひたすら何年も続けていたら、
自分自身を左右していた心も変わりました。
ピラティスは、トレーニングだけではありません。
ココロにも効くメソッドです。
その上で、最近は、自分が行動を起こすと言う事が、
どんな風に世の中に影響していくのかを、
実感する事が立て続けにありました。
若い頃、ずっと探していた自分の存在価値や生きる意味。
そして、いつしかそんなものを追い求めなくても
ラクに楽しく自由に生きれるようになった。
本当は、自分探しなんて必要ないんだと知りました。
その上で。最近次々とつながっていくいろんな関わりの中で、
自然に感じる私の存在価値(意義)。
素直なココロの目で物事をとらえ、
行動して行きたいと思う、今日このごろです。
JUNKO