足がその場で生き返る!ピラティスの画期的で伝統的な用具!

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皆様。
この器具を何かご存知でしょうか。

ピラティスメソッドの創始者であるジョセフ・ピラティスが開発した、「フット・コレクター」という小さな器具です。足の健康のために使います。

現在開催しているピラティス指導者養成コース「Lolita’s Legacy(ロリータズ・レガシー)」では、今日からこのような小さな器具のパートに入りました。

 

実は。
ピラティスメソッドにとって、「足の健康」はとても大切なものでした。
背骨を動かすのと同じ位、大切なものでした。
クラスの前には、足の状態を良くすることが当然のこととして、重要視されていました。

よく考えてみると。
私たちの土台は「足」です。

この足が、硬くなったり、本来の機能を失っていたりすると、そもそも正しく歩くことができません。そして、そのちょっとずつ積み重なった足の小さなひずみが、全身に多大なる影響を及ぼしているのです。

ジョセフピラティスは言いました。
「私のこのメソッド(ピラティス)を思い出す時は、同時にフット(足)のことも思い出しなさい。」

しかしながら、このような足の運動は、あまり現代には伝えられていません。

このように、「ものすごくカラダに重要ですが、残念ながら今では伝えられていないピラティス」が、たくさんあります。ピラティス指導者養成コースでもカリキュラムに入っていない場合の方が多いのが現実です。

マシンメーカーも、このような小さな器具の生産と販売が減って来ています。
理由は、大きなマシンに比べて利益が少ない、ということが上げられます。

でも、もっと大きな理由は、
伝統的で画期的でありながら、このような器具を指導できる指導者が、どんどん減っているから」です。生産ラインから外されるのは必然的です。
実際に私が知っているだけでも、いつの間にかに生産と販売が終わってしまっているものがいくつかあります。

社会の流れという影響は、私たちは確実に受けます。
でもお客様の本当の健康を考えたら、このような知識やスキルは、根本的な部分から役立ちます。

賢い指導者なら、新しいマシンの情報に翻弄されずに「本当に身体に良いピラティスを提供する」ことが使命です。

足の健康が、全身に影響を及ぼす程重要なことであることを、もう一度認識して行きましょう!

ちなみに私は、常連のプライベートセッションのお客様には使い方をお伝えしており、待ち時間に自由に取組んで頂いています。ものすごく大好評ですし、その後の動きは圧倒的に変わります。

お伝えしたいのは、伝統的なピラティスのスキルや器具が消えているという嘆きのメッセージではありません。

現代人にとって必須とも言える程驚くべき効果がある器具が、本当はもっとたくさんあるということです。それらを活用しないのは、本当にもったいない!!
そう考えたら、もっと楽しみが増えてきませんか♪

 

さて、Lolita’s Legacyでは、このような「現在ではほとんど伝えられなくなった、しかしながら、ものすごく重要な小器具」についての習得にももれなく取組みます。足の器具はこれ以外にもありますし、他の知られざる小器具についても取組んでいます。

生徒の皆さんの、はじめて取組んだ時の驚きの効果は、悲鳴に近い程盛り上がります!

明日以降も、このような画期的かつ伝統的な、ジョセフ・ピラティスが開発した小さな器具に取組んで行きます。

 

櫻井淳子

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ジョセフ・ピラティス生誕の地で開催される国際カンファレンス「International Pilates Heritage Congress(ピラティス国際遺産議会)」日本代表のアンバサダーとして、皆様へご案内させて頂きます。
詳細はこちら

大事なことを伝えるとき

各時代で受け継がれて来たことを私が受取り、それを伝え、そして受け取って下さる人がいることが、本当に嬉しいです。

先日のピラティスワールドにて開催させて頂いた講座。

「〜ピラティスの遺産〜 ジョセフ・ピラティスの知られざる哲学と呼吸」
いまだにたくさんの感想を頂いており、とにかく嬉しいです。

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10年前と今は、まるで違う世界。
ITからAIへ広がり、技術の進歩は「日進月歩」ならず「分進秒歩」10年前に存在しなかった細胞も多数。

 

だけど、どんなに時代の変化があろうとも、変わらないのが「真髄や哲学」です。

このことについてだけは、どうしても「アナログ」で、目の前の人と「目を合わせ」「心を繋げ」、感情から湧き出るエネルギーとともに伝えることにこだわっています。

 

活字も動画も全て素晴らしく便利なものですが、薄めたくないものだけはFace to Faceの関係で貫きたい。

そうやって伝わった情報は、時間とともに薄れるのではなく、むしろ気づきを深め、育って行くからです。

ピラティスの真髄や哲学に触れる時。
ジョーに「よくやった」と言ってもらえるようにと、いつもその存在を感じています。

櫻井淳子

 

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ジョセフ・ピラティス生誕の地で開催される国際カンファレンス「International Pilates Heritage Congress(ピラティス国際遺産議会)」日本代表のアンバサダーとして、皆様へご案内させて頂きます。
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櫻井淳子賞!ベストブレイン ウェルネスアワード

とても熱い一日となった「ベストブレイン・ウェルネスアワード」。
1つ前の記事に書かせて頂きましたが、改めて、健康産業の未来の発展につながる素晴らしい時間でした。

大変僭越ながら審査員として参加させて頂きましたが、本当に悩んだ審査員賞。

私は、「物事の根本は、揺るぎなく、不動でり、地球そのものであり、宇宙の仕組みでもある」と物理化学者としてそういったことが、10代コンの頃から染み込んでいます。

そして、こんなお話がこのアワードで聴けるとは!とてもエキサイティングいたしました。

私が審査員賞に選ばせて頂いたのは、自ら細胞活性について研究され、運動指導の形に落とし込み確実な成果を出されている「小川清貴」さんです。

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皆様、今後の小川さんの実績は、多くの方の根本的な解決へなる可能性を非常に秘めております。もちろん、私自身が理解した上で、しくみとして弊社にも取り入れられたら素晴らしいともイメージが舞い上がっています。

 

プレゼンターの皆様、メッツの皆様、審査員の皆様、その他多くの関係者やご参加された皆様、そして発起人の梅村社長。本当にありがとうございました。

 

櫻井淳子

 

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ジョセフ・ピラティス生誕の地で開催される国際カンファレンス「International Pilates Heritage Congress(ピラティス国際遺産議会)」日本代表のアンバサダーとして、皆様へご案内させて頂きます。
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ベストブレイン ウェルネスアワード!

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昨日の午後。名古屋駅徒歩五分の会場は、「情熱の温度」が日本一高かったのではないでしょうか。
国内初開催となるベストブレインウェルネスアワードの優勝者は、原田光さんでした。
プレゼンターの皆さんの、心から讃え合い、心から悔しがる姿。本当に美しかったです。
このような歴史的瞬間に、審査員という貴重な機会を頂きありがとうございました。
審査員の皆様と一緒に。皆様、業界では知らない人はいない著名な方ばかりです。
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さて、どんなに感銘を受けモチベーションが上がったとしても、実行に移さなくては成長しません。映画観賞をして感動し、「あの映画は良かったね」とコーヒー片手に感傷に浸る、レクリエーションです。
来年また、私も含めて確実に「私の階段」を登った姿でお会いしましょう!
今回の企画は、健康産業を加速度的に発展させていくための、業界全体のエネルギー源になったことは間違いありません。
発起人の梅村社長、メッツの皆様、プレゼンターの皆様、関係者の皆様、当日ご参加された皆様、改めてありがとうございました。
最後に、昨日思ったこと。
人生には様子見や遠慮している時間はない。想いに重ねて自分に素直になる強さと勇気かなと。
私にスピード感があると言って下さる方がいますが、実は急いでおらず、この方程式のみ。シンプルでスマートになったとき、抵抗値が下がる分、本来のはやさと道へ、邁進できるのではないでしょうか。
櫻井淳子

ピラティスワールド懇親会

1つ前の記事で、ピラティスワールドで担当した講義についてアップさせて頂きました。
⇒こちら http://junkosakurai.jp/2016/archives/9302

さらに夜も、ピラティスワールドの懇親会にご招待を頂き、素晴らしい時間を過ごすことができました。
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この懇親会には、
・国内外から集まったピラティスワールドの講師
・各ピラティス団体のマスターティーチャー
・ピラティスに取組んでいるドクター
が招待され、素晴らしいメンバーの中、静かで想いが繋がる時間を過ごすことができました。

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この懇親会では、
「団体を超えてピラティスを通じて繋がるコミュニティーが開かれて繋がることの重要性、そして、そこからの業界全体の発展性」
について語られました。

そして、写真のブレント氏。
素晴らしい「股関節のラップ」を披露して下さり、最高でした!!

そして、はじめてお会いする方、お会いしたかった方、いつもお世話になっている方、仲間、とたくさんのお話ができました。

そして、ぜんの社長の尾崎さんが「ラジオを聞いて一目惚れした!」というハンドパンの演奏。
本当に素晴らしく感動でした。
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このように静かでリラックスした場で皆様と繋がれることに感謝です。

そして、このような中に身を置くことで、改めて「自分の役割を再確認する」ということにも繋がります。

本日はピラティスワールド最終日!
ご参加されている皆様、是非お楽しみ下さい♪

櫻井淳子

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ジョセフ・ピラティス生誕の地で開催される国際カンファレンス
「International Pilates Heritage Congress(ピラティス国際遺産議会)」
日本代表のアンバサダーとして、皆様へご案内させて頂きます。
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ピラティスワールド2016セミナー終了

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ピラティスワールド2016の講師が、無事に終了しました。
皆様のお陰で、とても早い時期に満席になったと伺いました。
そして当日は、北海道、岩手などからもわざわざ駆けつけて来て下さったとお声掛けを頂きました。
全国各地から、本当に、たくさんの方にご参加頂きありがとうございました。

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数多くある素晴らしい講座の中から、私の講座タイトルを見て選んでご参加下さった方々、本当にありがとうございます。参加して頂く皆さんについて想いを寄せながら、講座の準備をしました。

きっと、動きそのもののテクニックやスキルだけではなく、「ピラティスって何?」という原点を知りたかったり、単純に言葉で説明できないような「ピラティスが大好き」という感覚があったり・・・、という方が多いのではないかと感じていました。そして、そのような方のお役に立てたら、という想いで準備をしました。ピラティスは、素晴らしいと改めて感じて頂ける様に。

今回のピラティスワールドには、私も尊敬し海外のカンファレンスなどでクラスをとらせて頂いているブレントさんも来日されています。解剖学はそのようなプロにお任せし、ジョー(ピラティス氏)の想いできるだけ伝わるように、そしてジョーと言う人物像がもっと身近に感じられる様に。限られた時間の中で情報を選択し絞ることに時間をかけました。

ピラティスを学ぶとき。

「ピラティスとは何か」
「ジョーの遺産」

を理解するためには、
●ジョーの強い想い
●ジョーが実際に大切にしていたこと

を知ることは、最大限に役に立つと思います。

このような情報をお伝えすることは、私の使命だとも思っています。
なぜなら、私が日本で伝えられる様に、ロリータ・サン・ミゲェルはじめ、たくさんのマスター達が何度も何度も時間をかけて、私に伝授して下さいました。ピラティスの歴史や哲学は、私自身そうやって、何年もかけて学んで感じてきたものです。

そして、まだまだ日本にも、誤情報がたくさんあります。

皆それぞれ解釈は意見は違いますので、いろんな考え方があるのは素晴らしいことです。

その反面、事実と違うことが情報発信されていることも、さらに目につきます。
このワークショップを準備している最中でも、事実とは到底違うことが「ピラティスネットワークの情報発信」として発信されていることも知りました。このようなことについては、ピラティス指導者であればもう少し賢くならなくてはいけません。

従って、できるだけ、簡潔に、事実を事実として伝えて行くことの重要性も感じました。

とは言え!

何より、講座に出て頂いた方に
「ピラティスをやっていて良かった!」
「ピラティスってやっぱり素晴らしい!」
「ピラティス大好き」
って、ご自身の想いを再確認して頂けたら一番嬉しく、それが私のゴールです。

今回は呼吸がテーマだったので、ジョーが発明した呼吸のためのトレーニング用具をご紹介しました。

会場では、全員がはじめて目にすると言って驚かれていました。
そして、楽しまれていました。
そして、呼吸とピラティスワークが、義務としてつながっているのではなく、「一緒に存在しているものだ」ということを、実感して頂きました。

これについては、また別途ご紹介させて頂きます。

ご参加頂いた皆様には

  • とにかく知らないことだらけで、本当にビックリしたし感動した!
  • 前回の歴史のワークショップとはまた違う情報もあり大興奮!
  • はるばる来た甲斐がありました!
    など、嬉しいお声をたくさん頂き、感激です。

このような貴重な機会を頂き、ピラティスワールドを主催して頂いた株式会社ぜんの皆様、関係者の皆様、ご参加頂いた皆様、本当にありがとうございました。

櫻井淳子

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ジョセフ・ピラティス生誕の地で開催される国際カンファレンス
「International Pilates Heritage Congress(ピラティス国際遺産議会)」
日本代表のアンバサダーとして、皆様へご案内させて頂きます。
詳細はこちら

 

 

スタジオの舞台裏と指導者養成コース

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スタジオのグループレッスンが開催されている時間帯以外も、PILATES BODY STUDIOはアクティブに活動しています!そんな舞台裏はと言うと・・・、

週の前半は、ほとんどの時間帯がプライベートセッショが開催されています。お陰さまで私のプライベートセッションは、11月は月初から全て満席となってしまい、お待たせしている皆様には大変申し訳ございません!!

そして、週の後半はスタッフミーティングやスタッフ勉強会、スキルアップトレーニングなどが開催され、みなで意見を出し合ったりスキルの向上に努めています。

そして、一週間を通して国内第一期生となるピラティス指導者養成コース「Lolita’s Legacy」受講生の皆様が、時間を惜しんで練習に取組まれています。本日も非常に熱心に、スタジオレッスンへの参加や見学、そして自己練習に取組まれていらっしゃいました。今日は、そんな熱心な様子を撮影させて頂きました♪

 

ピラティス指導者養成コースの根底では、「個人の身体能力やバックグランドによる能力」じゃなくて、「受講前と比べて、何を得たか。過去の自分と今の自分でどのように、どれくらい成長したのか。」の学びを大切にしています。

でも、これは言葉で教えるものではありません。自身で取組んではじめてその学びが成立します。私やスタジオができることと言えば、そのきっかけや環境を提供する、ということだけです。

今日もコース受講生が熱心に練習をしていたので、その様子を撮らせて頂きました。このお二人も、素晴らしい自分革命を起こされています。

ピラティスを学んでいる皆さん、自分自身の心と体の変化を楽しんでいきましょう♪とことん向き合うと、体が変わるのは当然です。しかしそれ以上に「マインド」が驚く程変わることに気がつきます。

でもその「マインド」の変化は、やり込んだ時にしかわかりません。自分でやり込んでいると思っていても、それはまだ「自分の殻の中だった」ということが良くあります。その殻を破るお手伝いは、教育者としての私の仕事でもあります。

ピラティス指導者になることを目的としているので、殻を破るには努力が必要な場面が出て来ます。その途中は挫折しそうになったり、逃げたくなったり、言い訳をしたくなることがあるかもしれません。でもそのこと自体が学びの1つです。

ピラティスは、単に筋肉を増量させるトレーニングではありません。ピラティスに向き合っていくと、いつの間にか、「強くしなやかなマインド」が身に付いていることに、感動を覚えます。

ジョセフ・ピラティスは、次のようにも言っていました。
「私のこのメソッドに熱心に取組んでいる人は、熱心に自分の仕事にも取組める人達だ」

この意味が、経験を通して理解できます。

とは言っても、試験には相当のパワーが必要です!!
日本の第一期生の有志を見届けるために、世界的に素晴らしい方々の来日が決まっております!!!このようなインターナショナルな環境をこのスタジオで作ることも、皆さんへのエールと恩返しです。

そして、12月上旬には、新しくピラティスマシンが入れ替わります。
ますます、セッションも快適に受けて頂ける様になり、コース受講生は練習がはかどります♪

PILATES BODY STUDIOは、舞台裏も非常に熱い熱気に包まれています!

 

櫻井淳子

正真正銘の公認!日本で唯一☆「ジョセフ・ピラティスTシャツ」と貴重な歴史的画像!

PMAカンファレンスがいよいよスタートしました。ロリータ・サン・ミゲェルはじめ、ロリータズ・ファミリーの皆さんと一緒に素晴らしい一時を過ごさせて頂いています。

さて、ジョセフ・ピラティス氏を実際に撮影したフォトグラファーと大変素晴らしい時間を頂きました。 さらに歴史的資料として最も貴重なものの1つを、日本に持ち帰ることになりました。

ジョー(ジョセフ・ピラティス氏)の世界ではじめてのお墓参りが今年5月に開催されたことは、以前にお伝えさせて頂いた通りです。

このメモリアルな経験を通して、また、私がピラティスの歴史を深く触れる中で、来年に向けてどうしてもやりたかったこの1つ。

それが、「ジョーの想いをメモリアルな来年に向けて、どうしても形にしたい!!」
今年の5月。ジョーのお墓参りで蒼々たる世界のマスター達とともに一緒に参列させて頂いた際にご一緒した、ジョー(ピラティス氏)を実際に撮影したフォトグラファーI.C.RAPOPORT氏へ懇願し、相談を重ねて出来上がったのが、「ジョセフ・ピラティス・ポートレートTシャツ」です。
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ショッピングサイトはこちら

このTシャツには、すでに何度かご案内している通り知られざるジョーのメッセージを背中に込めており、その想いについても「歴史解説書」を添付させて頂いています。

さて、このPMAカンファレンスには、このフォトグラファーI.C RAPOPORT氏も毎年参加されています。この記念すべきTシャツを、ジョーを直接撮影した彼についにお渡しすることができました!!

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ジョーの写真は、これまでも世界の大きなイベントなどで使われてきましたが、今回に限っては「すごいクオリティーだ!!」と大変喜んで頂き、お墨付きを頂きました!!

それもそのはず!アパレルについての屈指の専門のプロにお願いし、写真の印刷について詳細までこだわりました。濃さや濃淡について何種類も印刷サンプルをかけ、プロから有名ブランドだけを扱う工場に、細かく指示を出して頂きました。このため、有名ブランドにもおとらない、匹敵するクオリティーなのです!しかも、Tシャツの素材は日本では絶対に手に入らない、米国ブランドを取り寄せています。

当然ながら、私もジョーの写真を使うならばと一切の妥協ができません。
プロフェッショナルを訪ねて行き、細部まで何度も何度も、時には深夜までミーティングを重ねて出来上がったのでした。

今回お渡ししたのはメンズの「ナチュラルカラー」です。
ちなみにレディースは、ワークアウト」することにこだわり、動いている時にお腹がめくり上がったりすることがない生地の厚さと形状を、ドンピシャで設定してあります!!
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ご夫婦にもとても喜んで頂けて、本当に感無量でした。
素敵なお二人です。
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そして、このI.C.RAPOPORT氏から直接、世界限定枚数
「一般には販売されていない、ジョーを撮影した’全ての’フィルムが納められた画像資料」をお分け頂くことになりました。

I.C.RAPOPORT氏の写真は、ピラティス界でも最も有名なものの1つですが、一般に公開されていないさらなる画像も当然お持ちでいらっしゃいます。今回、世界限定枚数で、この全てのフィルムに納められた画像集を創作されていました。

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このなかに、
●ジョーが教えている画像
●ジョー自身が動いている画像
という、貴重な物が詰まっています。
ちなみにこの特別集は、すでに売り切れです!!!!!

さらに、下の写真右側の最初の一枚は、今回「3枚」しか制作しなかったと言う「スタジオに掲示する用に特別に別途作成した」物とのことです!!!

どういうことかと言うと、ジョーのフィルム画像自体が大変貴重であり、スタジオに飾ると当然劣化してしまいます。これは、単なるインテリアではなく、この先、時が過ぎるごとに「貴重な資料」となっていきます。

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このため、このような画像はいつまでも長くジョーの魂として残しておくために、スタジオ内に掲示するための物を、別途3枚だけ作成されたとのことでした。

私はものすごくラッキーなことに、この3枚のうちの1つを日本に持ち帰れます。
そして、この貴重なフィルム画像は、21枚の画像が映った物が全部で7枚です。

ものすごい宝物ができてしまいました!!
今から大事なスタッフや、レガシーの生徒と一緒に観るのが楽しみでしかたないです。

このフォトグラファーの彼自身も、36年間、ジョーのアドバイスを守り続けているとのことです。撮影した時のいきさつや様子など、貴重なお話をたくさん聴くことができました。

ロリータ先生もそうですが、このようなジョーと実際に時を過ごされた方と、このような機会を頂くことは、本当に有り難くし合わせなことです。

ピラティスの歴史のワークショップなどでも、是非、ご覧頂ける機会を考えて行きたいと思います。

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ピラティスメソッドに魅せられて、素晴らしい旅をさせて頂けることに感謝です。
最後に!Tシャツはこちらから購入できます。残りわずかなサイズもあります!
http://www.pbs-shop.com/

最後に。来年早々、ビッグニュースがあります!!
詳細はまだ公にできないので、Facebookのお友達になった方のみに公開させて頂いています。気になる方は、フェイスブックからメッセージ&リクエストを頂ければ幸いです。

第二世代ピラティスティーチャー
Lolita’s Legacyエデュケーター
櫻井淳子

ピラティスとマインドフルネス

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大阪出張中、久しぶりに「テレビ」なるものに電源を入れてみました。

ちょうど画面にでてきた番組でやっていたのが、「マインドフルネス」の効果について。有名な番組のようですが、番組名を忘れました・・・(汗)

いろんな先生(専門家)が出て来て、それぞれの分野についてわかりやすく説明をされている番組です。

さて、ちょうど見たときに画面に大きく「マインドフルネス」と書かれていたので、私の目は反射的に釘付けになりました。

なぜなら、ピラティスメソッドの主要な要素のうちの1つが「マインドフルネス」だからです。
ピラティスインストラクターの皆さんは、それぞれの学校で、このマインドフルネスについて教えてもらいましたか?
ピラティスメソッドをピラティスとするための、本当に大事な大事な要素なのです。

ジョセフ・ピラティス氏が生まれた街であるドイツのメンヒェン・グラート・バッハにて開催されたピラティス国際遺産議会でもこのことについて、改めて触れられました。

また、ジョー(ピラティス氏)の直接の弟子でありピラティスメソッドの発展に貢献したエルダー達も、このことの重要性については強く説いています。

さて、このテレビでやっていたマインドフルネス。

簡単にまとめると、
「過去や未来ではなく、今この時に意識を向ける」とことで、ストレスや疲労が軽減され、気分がよくなり、免疫が高まったり集中力が高まったり、さらには長く続けると思いやりや感謝の気持ちが生まれて来るそうです。

実際に紹介されたその「今この時に意識を向ける」手段は、2つありました。

1つ目は、座骨の上にしっかりと座り、今このときの自分に意識を向けること。
2つ目は、体の動きを伴い、その時に自分のからだが「どこが今、その動きで、どんな感じをしているか」を感じる、意識を向ける。
ものでした。

そうすると、上記のような効果がある、ということが科学的に実証されているというのです。

実はこれ、ピラティスメソッドにも深く通じることなのです。

もっと言うと、昔の人達は科学的な証明をせずとも、このようなことについて確信を得ていたのでしょう。元科学者だった私だからこそ強く言えることがあります。
それは、科学的な解明をしなくても、核心かつ確信的なことが世の中にはたくさんある、ということです。

皆さんが、ピラティスレッスンを受けるために(または指導するために)、ピラティススタジオに行く場面を想像してみて下さい。

スタジオに入る瞬間。最もしなくてはいけないことを、皆さんは、特にピラティスインストラクターの皆さんはご存知ですか?

過去、未来の自分を一旦入口の前に置き、今の自分だけで(スタジオに)入りなさい
ということなのです。

そしてさらに、クラスの前半ではまさに「マインドフル」の状態になるべく、「今の自分、ただそれだけに意識を向かせるための時間」がとられるのです。これが、ブリージングだったり、プレピラティスだったり。

プレピラティスは、からだのウォームアップとしてもとても大事な時間ですが、もっと大切なことは「今の自分に全意識を向けること」なのです。

このように書くと、ピラティスも抽象的、瞑想的なものとして誤解されるかもしれません。
ですがこれは、非常に画期的であり、現在では科学的にも証明された、ジョーやエルダー達が大切にしてきたピラティスメソッドのプリンシパルの大きな1つです。

このことにより、どれだけ効果が大きく変わるのかについては、実際にこのような教育を受けてトレーニングした人にしかわかりません。ですが、一度体験すると、いろんな理屈抜きで「これぞピラティスメソッド!」という感覚が、自然に驚く程湧き出て来ます。

非常に言葉で説明がしにくく、私自身もこのような解説は難しく、従って今まで、このように文書で書いたことはありません。ですが、エルダー達(ちなみに、エルダーと第一世代には定義の違いがあります)は皆このようなことを熟知し、「マインドフルネス」ということばそのものを使ったり、その言葉は使わずとも同じ意味のことを書面で残したり弟子達に伝えてきました。

指導者の皆さんは、このことについてどれだけ学びましたか?

世界ではじめてジョー(ピラティス氏)以外に書かれたピラティス本にも、まずは冒頭から、このマインドフルネスについて長い時間を割き書かれています。何度読み返しても、胸が熱くなります。

そして、私が取り組んでいるLolita’s Legacyにも、繰り返しこの言葉は出て来ます。
Lolita’s Legacyを作ったロリータ先生は、ジョセフ・ピラティス氏に公式に認定を受けただけではなく、世界中で指導者養成コースが増えて行く中、何と「55年以上もピラティスに取り組み続けたあとから指導者養成コースの制作をはじめ」、つい2年前にコースを完成させました。
そして、ロリータ先生は55年以上の身体のプロとしての学び(特に解剖学についても豊富に!)を蓄積しながらも、マインドフルネスの重要性も強く説いています。

何かを伝える時に「理論」があると、非常に伝え易いです。説得力もあり、クライアントにとってはモチベーションにもつながります。私自身も、ピラティスに出会う前は物理化学の世界で「理論」を最も好み、生かしてきました。

一方で、言葉にしにくいけれども、大切なことがあります。
そのようなことは、少し遅れて今回のマインドフルネスのように科学的に証明されることがほとんどです。しかし、科学的に証明されるまでは、置き去りにされたり軽視されたりすることもまた事実です。最悪は、完全に忘れ去れることもあるかもしれません。

その時に、「いわゆる、わかりやすい情報だけを信じる」のか、「自分自身の取り組みによる’核心と確信’を信じるのか」。

どちらが良い、ということではありません、私が思うのは、前者は、いわゆるワークショップや勉強会などで得られる情報です。そして、わかりやすい情報というのは、時には普遍的なものではなく、時代と共に変わってしまうこともたくさんあります。

ですが後者は「自分がそのど真ん中で、試行錯誤して取り組まないと絶対に得られないこと」だと思うのです。その変わり、時代が変わっても真髄として、長くの残っていくものでもありますそして、その後者があればこと、世間に流されず、自分が良い物を信じ、凛として提供して行くことが出来る指導者になるのではないでしょうか。

私は、解剖学が好きです。
今も学んでいます。
そして、私の勉強会では解剖学的知識もできる限り提供しています。

その一方、ピラティスをピラティスメソッドとしている哲学は、言葉で表現すると「一言」で終わってしまいます。ですが、それを実感し、体感し、習得するには、そのための長い取り組みが必要です。

でも、もしそのようなことまで習得したならば、想像以上の効果をピラティスメソッドは出すことができます。この

このようなことを知っているピラティス指導者達の指導方法には、ある一定の共通点があります。
例を上げるときりがありませんが、現在私が開催しているLolita’s Legacyも、この指導方法についても取り組みます。創始者のロリータ・サン・ミゲェルが哲学を理解しているからこそ、「ピラティスをピラティスとして指導する指導方法」があります。

ピラティスは、海を超えて日本に伝わりました。
日本人にとっては言葉の弊害もあります。

この、本来のピラティスを最大限に発揮するための「指導方法」こそ、日本に最も伝わっていないことの1つではないかとさえ、今では感じています。

ここで言っている指導方法とは、「どのようにエクササイズを変換するか、簡単にするか、モディフィケーションするか、プログレッションするか・・・」ということではありません。

ピラティスの哲学を前提としたキューイングそのものついて言っています。クライアント自身が自分の身体について自身を持ち、取り組める。また集中できる。身体に意識を向けられるよう、ピラティスは「キューイング」されるべきです。
みなさんは、その「ピラティスメソッドとしての」キューイングそのものについて、訓練を受けた経験はありますか?

このようなことができてこそ、マインドフルネスも含めたピラティスの効果を、出して行くことができるのでしょう。

もちろん!
理論を否定しているわけではありません。このような目に見えないことはしっかりと主張しないとすっかり忘れられてしまうので、強調して書きました。
私も引き続き、理論も哲学も学び、実践して行きます。そして、理論については理論の専門家からしっかりと学ぶ時間も確保して行きます。

ブログでは、全てお伝えすること、表現することは難しく、末筆で今日も失礼します!

是非、ピラティスを学びたい皆様も、2017年も一緒に取り組めることを楽しみにしています。
そして、何より。PILATES BODY STUDIOにて、ピラティスを通して貢献すべきことについて、さらに邁進して行きます。

 

第二世代ピラティスティーチャー(公認)
櫻井淳子

スイーツ朝食と講師の役割 in 大阪

金曜日から大阪に来ています。
日曜日まで、講師として頑張ります!!
ワークショップやコースがはじまると、
ついつい!熱くなってしまいます。

朝は、そんな頭をブレークダウン。
いちごワッフルを食べました♡
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受講者の顔色を見ていると、
私自身が「いろいろな経験」や
「勉強する中での事件、びっくりすること」
などを、めいいっぱい体験してきただけに、

「今、この人はこういう感じだな!ここが疑問だな!」
などと感じてしまうアンテナが、
いつのまにかに出来てしまいました。

それら全てにこたえることは、当然できません。
ですが、その日の内容に必要なこと、かつ、解決できる、
もしくは少し練習してもらえば気がつく可能性が大きいことは、
できる限りお伝えしたいな、という想いもあります。

こんなわけで、いつもワークショップやコースでは、
受講者に必要な情報と時計をにらめっこしながら、
時間管理をしています。

コースやレッスンの時間延長は、
個人的にはNGです。

それは、自分に課している「スキル」の1つです。

だれでも、長い時間をとれば、言いたいことだけを言えます。

が、決まった時間で、その時の環境と必要な情報を選択して
お伝えすることが、プロフェッショナルだと思います。

まだまだこのような点についても
当然パーフェクトではない時もあり
チャレンジ中ですが、
受講者の皆様にとって実のりある一日になるよう、
このようなスキルについても向上して行きたいと思います。

明日も、がんばろー!

 

JUNKO