米国ピラティスの旅(6)☆〜夢〜

米国研修のブログが、途中でストップしていましたので、
最後のまとめです。

ストップしていたと言うよりは、
心に響いたもの、感じたものが大きすぎて、

外に向かって声を発するよりも
心の中で大切に感じながら過ごしていた、

というのが正しい表現かもしれません。

ボルダーでの、サイエンスでみた人の身体と
ピラティスの関係。深い学びの日々。

そして、ニューヨークでは、
自分が何を伝えたいか
どのように伝えたいか
お客様にどう感じてもらいたいのか
私が提供するピラティスを、お客様のどこに届けたいのか・・・

などなど、
テクニックではなく、ピラティスの旅を歩んで行く人生の中で、
大きな視点から確固たるものを手に入れて来ました。

ピラティスに関わる人間としての、
グランドデザインを描けた、という状態です。

このグランドデザインを感じたとき、
全てが楽しみになり、
ワクワクし、
ドキドキし、
中長期的なスパンでのストーリーがはじまり
新たな夢ができました。

そして何より。
腹を決めて、コミットメントしました。

こんなに素晴らしいことを気づかせてくれた、
ピラティスの歴史の中を生きて来られた、
マスターティーチャーとの出会いに感謝です。

その夜、ロックフェラーセンターの上で約1時間。
一人で、たくさんの想いを決意しました。

たくさんの夜景の中、明かりの分だけ人の想いがあるなあと。
その中でも、絶対ゆるがない物を、確かに実感。

現在、2015年までのスケジュールが決まっています。
そして、そこで何かが起こります!

それまでも、そこからも、
たくさんの方と楽しみながら進んで行きたいと思います。

JUNKO

●伝統的なピラティス器具

●タイムズスクエア周辺

●近代的な建物と、古い建物が混在。実はこの中に、
ジョセフピラティスが住んでいたスタジオが映っています。

●「世界最高の朝食」で知られるサラベスには朝、昼と通いました。

●ロックフェラーセンターを登っている途中。
歴史が学べます。

●いつも大盛況のシェイクシャックのハンバーガーは、また食べたい!
P

●PICK A BAGLEのベーグルは美味しすぎて、
帰国日は、フライトに間に合わないからとお願いしてみたら、
開店前から焼いて頂けました♪

Thank you J.Pilates!

●番外編!お買い物しすぎて、徹夜で荷造り・・・。
これ、毎回です(笑)今回もスーツケース2個!

米国ピラティスの旅(5)☆ジョセフ・ピラティス氏のスタジオ

とんだハプニングと、とても有り難い助けで、
無事にボルダーからニューヨークへ移動することができました。

今年も行ってきました!
ジョセフピラティス氏が実際に住んでいた家、兼、スタジオです。
そして、ここにしかないエネルギーを感じて来ました。

ニューヨークは2回目の訪問でしたが、
今回も、私にとって最高の街でした。
住みたい!また来たい!と、
帰国後もずっと思っています。

そして何より、ピラティスメソッドが定着してはじまった土地です。

これからも、学びに訪れたいと思います。

JUNKO

米国ピラティスの旅(4)☆ボルダー最後の夜のハプニング

9泊10日間滞在したボルダー。
それでも、本当にあっという間の出来事のようでした。

いつもはルルレモンのウェアを愛用していますが、
プラナのトップスの肌触りにすっかりはまってしまい、
雪が降る最終日の夜に、最後の買い物へ行く事に!

ボルダー滞在中、2回目のプラナのショップへ行きました。
ちなみに、このようなプラナ専門ショップは全米でも3カ所程度。
ここぞとばかりに、買い物欲も上昇します(笑)

このショップでお買い物する事30分強。

外に出ると、たった数十分で、
雪がだいぶ増えていました。

買い物開始、15分後頃↓

買い物終了後↓

外は、マイナス8度くらい。

暖気運転をしながら車に積もった雪を払おうと、
エンジンをかけて、ドアをしめたら・・・、
なんと!!!!

車のドアが開きません!!!!
車のキーがロックインされてしまいました!!!

この寒さの中、ほとんど人も歩いていない、
夜のボルダーの街。

お店に逃げようにも、パスポートも携帯も、お財布も、
全て車の中!

誰かに車をあけられてしまったら、大変なことに!!

しかも明日の朝は5時出発の移動日。

もう、外を降りしきる雪以上に、頭の中が真っ白な状態!

と、そこに偶然通りかかった一人の男性に、とっさに助けを求めたところ・・・、
なんと「こんばんは。」と日本語で挨拶をされて、さらにびっくり!!

日本に数年住んでいたことがあると言う、ボルダー人でした。

こんなに雪が降りしきる夜の街に、唯一いた人が日本語を話せるなんて、
奇跡的な感じがしました。

親切な彼は、レンタカー屋を調べて電話をかけてくれ、
あれこれ交渉もして下さり、最寄りのカフェへ避難して、
救助隊もそこへ来るように指示。

温かいカフェで待つ事、50分。

その間、なぜこのボルダーに来たのかについてや、
彼がどのような経緯で今ボルダーに住んでいるのか、
日本のどのようなところが好きかなど、
とても心地よい会話が出来ました。

しかも、こんな事件に付き合わせてしまい何度もお詫びの言葉を述べていると
「ゲンキダシテ!」と日本語で励ましてくれ、感激してしまいました。

そして、ついに救助隊の到着。

カフェを出る時には、お店の人もすごい笑顔で
「お金はいらないよ。みんなこういう事はあるから気にしないで!」と・・(涙)

そして、車のドアは、プロによってスムーズに開けられ、
無事にホテルに戻る事ができました。

この、不思議な夜。
なんのためにこんな事件が起こったのか。
あれからずっと考えています。

人に親切にしよう、それだけでは済まないような気がしています。

とにかく、大ピンチの中、奇跡的な偶然でたくさん親切にしてもらったこと。
励ましてもらったこと。
一生忘れないボルダーの想い出になりました。

ボルダーで借りていたレンタカー。
ロックインは想定外の想い出になりましたが、
雪道も安定して走ってくれたことに感謝♪

そして、またここに来たいと強く思ったのでした。

全身全霊で指導して下さったパット先生、
今回の研修を一緒に取り組んでくれたMさん、
通訳で西海岸からかけつけてくれたSさん、
急遽直前に参戦、そして何よりたくさんお世話になったYさん
本当に、ありがとうございました。

翌朝、ニューヨーク、カリフォルニア、シアトルと、
それぞれのフライトで、それぞれの行き先に分かれて行きました。

ニューヨーク辺へ続き来ます。

JUNKO

米国ピラティスの旅(3)☆ピラティスをサイエンスで見る

ボルダーでのピラティスの勉強。

毎朝5時頃には起きて、日の出の中での朝食。

この扉の向こうがスタジオです。
何故だか画像が横になってしまいますが・・・。

毎日勉強したスタジオ。

動画も見れます。
http://www.facebook.com/photo.php?v=640353012647569

休み時間も、各自練習。

朝の様子。皆で、昨日の感想や気づきなどをシェア。

ここで勉強する理由は、

どのように人の体が出来ているか

を根底に、講義とトレーニングが進むからです。

「なんとなく、効いている気がする!」
「効果がありそう!」
という想像や考えではなく、

「実際にどうなっているのか」
と言う事が、全ての動きの元になっています。

想像や考えは、時に実際の体のメカニズムとは
違う事があります。

数回ならまだしも、体のメカニズムと違ったものを何年も続けて行った時は、
後から必ず、何かつけがまわってきます。

パット先生はいつも、
これは、勝手な想像や意見ではなく、サイエンスです
と、おっしゃいます。

研究者だった頃、尊敬していた上司によく言われました。
「報告は、必ず○○だと思います、ではなく、○○です、としなさい」と。

何が自分の想像なのか、何が事実なのかを、
明確にする事をいつも求められていたのですが、
ピラティスの勉強をはじめてからは、
「○○だと思います」ということを多く聴くようになり、
曖昧さが気になるようになりました。
そして、「○○です」と言える情報を求めるようになりました。

ピラティスの真髄を受け継ぎながら、
その取組みをされているのが、ボルダーにいるパット先生なのです。

そして、今回のトレーニングでは、
「ピラティスの歴史、それ以前の運動の歴史」や、
「ピラティス指導者としての、指導とは。」
「ピラティス指導者としての取組み」など、
本当に、深い、深いお話やディスカッションも頂きました。

そんな、濃い6日間×1日7時間。
あっという間で、でも、お腹いっぱい。
今吸収できる最大限のことを、これから自分のものとして身につけ、
そして、また、学び続けたいと心底思いました。

6日間のトレーニングは、1日三食と補給食、
そして、夜はぐったりと就寝。

そんな充実したプログラムの中で、
パット先生は全てのエクササイズの見本を見せてくれ、
もっともっと、何倍も疲れているはず。

最後まで全力で指導して下さった事に、
これ以上ない程、感謝の気持ちで一杯です。

とにかくコツコツと続ける事かなと思います。

ピラティスをはじめて8年。
ようやく大切な何かが見えて来たような・・・(笑)

JUNKO

米国ピラティスの旅(2)☆雪のボルダー

米国ピラティスの旅。
最初のボルダー10日間。

到着した日の夕方から、雪が降り始めました。
最初は少しの雪だったのですが・・・、その後に続きます。

トレーニング初日は3日後。
長旅の疲れで集中力が切れないように、
早めに現地入りして良かった。。。。

なぜなら、その後3日間、降ったりやんだり、ずっと雪!
飛行機の遅れや交通事情で、スムーズにホテルに到着できたかすら
怪しいです・・・。

ホテルのベットの隙間で、毎日ピラティスの日々。

あとは、食料を買い込んでのホテル生活です。
http://junko-sakurai.blogfit.jp/2013/archives/3354

そして、トレーニング初日も雪!
こちらのビルの中に、スタジオがあります。

もちろん、スタジオまでは雪道運転。

スタジオの窓からの景色。

雪の日。

晴れの日。

窓の立派なつららが、太陽が出て来た事で、
トレーニング中に、音を立てて、わさっと落ちました!!
びっくり・・・(汗)

そして、こんなにあった雪も、
晴れると半日で一気に溶けて、冬から春の景色に変身!
これにもびっくり!

その後も、雪の日が数回。
でも、太陽が出ると、キラキラで奇麗な景色です。

さて、この雪の中、日々トレーニング。
スタジオなどの様子は次のブログで!

ボルダーの雄大な景色と、
毎日変わる、冬と春の天気。今となっては最高です♪

JUNKO

米国ピラティスの旅(1)☆旅のはじまり

少しずつですが、米国研修の様子をアップして行きたいと思います。

さて、今年で2回目となったコロラド州ボルダーでのトレーニング

渡米の目的は
「ピラティスの本質を学ぶこと」
「本当に良いピラティスを学ぶこと」

の2点です。

当たり前のように聞こえるかもしれませんが、
ビジネスとして、また伝言で広まって来たピラティスは、
今となっては、このような真髄を学ぶ事は、
米国にいてさえも、大変貴重なこととなっています。

忘れもしない、5年弱前。
あるワークショップに参加した時の衝撃は、すごいものでした。

それまでの、どの日本国内のピラティスのワークショップと違い

「どのように人間のカラダが出来ているか」
「その動きの本質的な意味は」
「ジョセフピラティスは、どのように取り組んでいたのか」
「ピラティスの哲学は・・・」
「エルダー達が、どのように守り、伝えてきたのか」

眠れない程の衝撃を受けたのを覚えています。

いつかここで勉強したい!
この強い想いだけで実現した1年半前。
私たった一人の為に、マスターティーチャーが数十時間も時間を割いて下さり、
米国国内から駆けつけてくれた、友人の通訳。

あれから勉強も進み、身体に良い事、悪い事のその後の影響を実感し、
さらに、ピラティスが知られる程、
本質的なものが見失われる現状も目の当たりにしてきました。
何より、もっともっと自分自身が学びたい。

もう今しかないと言う思いで、8歳の息子を残して16日間の旅。

たくさんの人の協力で実現しました。

単に、アメリカであれこれセッションを受けるのではなく、
本質的に学ぶ為には、やはり、すばらしい指導者があってこそです。
今回も、休み返上で、毎日朝から晩まで指導して下さった先生に、
感謝の気持ちでいっぱいです。

世界中を飛び回るマスターティーチャーに、
ボルダーにて40時間以上のトレーニングを受け、
ニューヨークでも、またまた願ってもいなかった指導者から
直伝に学ばせて頂きました。

前置きが随分と長くなりましたが、
あまりにも多く学んで来た事を、連休中に整理をはじめ、
スタジオで確実に伝えられるようにして行きたいと思います。

そして、ブログも何回かに分けてアップして行きたいと思います!

ピラティス、最高です!

JUNKO

ニューヨークピラティス特別ワークショップ裏話

8月24日〜26日開催した、
ニューヨークピラティス特別ワークショップ。

開催後、明らかに参加者の雰囲気が変わっている。
何とも言えない活力とオーラ。
なんだろう、この空気とみんなの楽しそうなやる気と雰囲気。

Masakoさんは、ピラティスを伝えて下さっただけではなく、
オリジナルの素晴らしいエネルギーをスタジオに残して行ってくれました。

毎日毎日
「とにかく参加してよかった」
「絶対次も開催して下さい!」
「沼津でこんなレッスンが受けられて嬉しい!」

すばらし先生だった」
「本気でニューヨークに行きたくなりました」

などたくさんの嬉しい声や
「開催してもらってありがとうございました」と、
逆にお客様からお礼の言葉を頂いたりしています。

ちょうど今日で、開催から一週間が過ぎますが、
まだ私自身も、ワークショップの余韻が身体にしっかりと残っています。
終了後3日間は、放心状態でした(笑)

本当に、当初立てたコンセプト通り、
「ピラティス愛好家&ピラティス指導者のための夢の3日間」
となりました。

Masakoさんと初めて出会ったのは、
昨年のロリータ・サンミゲルの東京ワークショップでのこと。
ロリータは、ピラティス氏の直弟子として活躍する、
今や世界に二人しかいない指導者。

世界中の人が、ロリータを求めています。

そんなにすごいロリータが、ついに昨年初来日したのですが、
その通訳とアシスタントで来ていたのがMasakoさんです。

ロリータのワークショップですから、
Masakoさんは余計なことは言わずに、とても静か。

でも、たまにロリータに指示されて動いてみると、
すごいパフォーマンス!

それに、日本人が、第一世代のロリータのもとで
修行をしているなんて、どんな人物なのかしらと疑問に思いました。

ワークショップ終了後に、ふと気がつくと
「沼津でワークショップを開催することは可能ですか?」と
質問していた私。

しかも、図々しく
「今、国内ではほぼ勉強ができない、骨粗しょう症のためのピラティスと、
ランナーのためのピラティスを勉強したいのですが。」

と、やりたいことまでしっかりと質問していました。

さらに、日本のピラティス界ではマンネリ化したストレッチポールの
利用方法。Masakoさんが楽しく効果的に取り組む事ができると言う事を聞き、
これは絶対にやってみたい!と思いました。

とは言っても、Masakoさんはピラティスの最先端の街ニューヨークで
指導者を養成し、予約も満席の人気マスターティーチャー。

沼津に招くには大きなお金も動かさなければいけないし、
何よりも、実際に受けた事がないので、どんな感じなのかもわからない!!
私は良いとしても、お客様皆が喜んで頂ける会にしなければいけない。

いろいろと考える事もありました。

それでも、本場ニューヨークのピラティスの風が沼津で吹いたら、
どんなに素敵だろう!

そう思うと、どうしても諦めきれず・・・、

出した結論は、
「ニューヨークにMasakoさんのレッスンを受けに行く事』
でした!!

ボルダーでの濃密すぎるトレーニング後、
たった1泊のためにニューヨークへ飛び、
どうしても受けたかったセッションを2本受講。

もう、歩くのもままならないその脚で、
何とか予約を取らせてもらったMasakoさんがいる
スタジオへ向かいました。

もうクタクタどうしようもなかったのですが、
Masakoさんのセッションがはじまると、
なんだか無条件にとっても楽しい!

そして、身体に合わせた素晴らしいバリエーションが
次々と登場!

結局身体も軽くなり、23時までブロードウェイで
買い物をしてしまうほどになってしまいました♪

帰りの飛行機では、気がつくと
Masakoさん来日のための案をあれこれ練り始めました。

帰国後、ニューク特別ワークショップを企画し、
すぐに相談を始めました。

またまた図々しく、今回ニューヨークで受けたようなセッションが
できるようになりたいと思い、マシンを使ったワークショップや、
安全で初心者から上級者まで使えるスパインアークなど、
リクエストも次々と出てきました。英語と日本語で、
たくさんのやり取りがスタートしたのです。

そして、私にとっての勉強は、すでにこの時から始まっていました。

クライアントをたくさん持つMasakoさん。
それでも、いろんなやり取りをしていると、
常に、世界中あちこちに飛び、ピラティスの勉強をしていることがわかり、
すごい影響を受けました。

ここ日本では逆立ちしたって追いつかない程の勉強と、
経験をすでに重ねて来ているのに、
さらに、どうしたって追いつかない勢いで、
米国内外にピラティスのために飛んで行っている!

また、私からの、あれこれとたくさんの依頼に対しても、
準備ができるかどうかなど、しっかりと考えて下さり、
「言われたからやる』のではなく、
「やるならしっかりしたものを提供したい」という姿勢で、
私自身、本当に開催が楽しみでワクワクしていました。

沼津滞在中に伺ったところ、
お休みは、海外のコンベンションに参加するような時のみ、
とるそうです。

そして、その「コンベンション」という勉強が、「バカンス」ということです!

沼津での開催中、最初の二日間は、
出来るだけたくさんの情報を日本に伝えて行こうと、
本当に、知識も技術も、これ以上ないほど沢山伝えて下さいました。

そして、3日目のプライベートレッスン!

たくさんのバリエーションの中から、
その方にあったものをチョイスし組み合わされた、
なんとも言えない素晴らしすぎるセッション。

ピラティスって、すごいなあ。すばらしいなあ。

私のピラティスなんて、全然まだまだ。話にならない。
フル認定ってなんだろう。
フル認定って、とりあえず、安全に、ケガなく、
最低限の動きができるにすぎないのではないか。

フル認定って、やっとこれから、
ピラティスを勉強し、伝えて行きたければ伝えて行ったら?
という、スタートラインにたったに過ぎない。

まだなにも始まっていなくて、
これからようやくピラティスを始めるのかはじめないのか、
その選択をし、進んで行く地点なんだと感じました。

ここ日本では、フル認定が一つの目標のようになっている光景をよく目にしますが、
全然逆です。

もう、すっかり、振り出しに戻ってしまた私。
ある意味、頭が真っ白で、呆然です。

ですが、こんなに素晴らしい旅、またゼロから、歩み始めます。

何度振り出しに戻っても、何度でも、頑張る!
そう心に、強く思いました。

いつもプライベートレッスンを受けて下さるお客様の動きも、
明らかに変わっている。

何より、私にも伝えきれなかったピラティスの楽しさが
伝わっている。たった数日で、目に見える変化。

それ以上に、私自身も、今までになかった
ピラティスの楽しさを、たくさん発見してしまいまいました。

ニューヨークからのMasakoさんの荷物は、
なんとリュクサック一つです!

スーツケースがなく、最初は目を疑いました。

よく考えたら、本当に忙しいスケジュールの中、
沼津でピラティスを伝えるためだけに来日して下さいました。

だから、それに必要なものは、ピラティスウェアのみ。

リュック一つで・・・頷けます。

本当にシンプルで、余計なエゴなどなく、
ストレートに3日間指導して下さったそのままの性格が、
荷物にも出ていました。

私の、次の目標も決まりました。
そんなこと出来るかどうかドキドキだけど、やるしかない。

ピラティス最高です♪

本当に、ご参加頂いた皆様、そしてMasako先生、
心よりありがとうございました。

そして、来年も、是非開催させて頂きます!!!
またみんなで、夢の数日間を過ごしましょう♪

JUNKO

帰国&出勤

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ただいま(^^)
無事に土曜日の夜に帰国しました。

日曜日は、時差ぼけと疲れで頭痛。

荷物の片付けとお昼寝を繰り返し、あっと言う間に一日が終了。

今日からスタジオに出勤です。
やっぱり、帰ってくる場所があるのはありがたい。

リミッターを外してチャレンジしたUSA.

疲れから開放されるまでにしばし時間を要するのは計算ない!

それよりも、帰国したらバス停がこんな感じになっていて、気分は上がります(^^)

ありがとう、ボルダー&ニューヨーク!

アメリカでのブログ更新は、ついに最後。
JFK空港にて。

いつも以上にブログを更新したのは、
日本で待っていてくれる6歳の息子と、
体調の悪い中、ほぼ毎日1時間運転をして
子守りに通ってくれた母や見守ってくれている家族、
そしてスタジオのみんなや
応援してくれている友達への手紙でもありました。
ボルダーで、5日間も朝から晩まで時間をさいてくれて、
全てのエクササイズの見本まで見せてくれたパット先生。

もう60歳以上。私でさえ、受け取る物がとても多く、
毎日お昼寝が欠かせない生活だったのに、
日本から来た私に、彼女の人生で得た物を、
壮大なスケールで全身全霊で向き合って伝えてくれたパット先生は、
それ以上のエネルギーを使ったことと思います。

分厚いテキストでさえ、私専用に作られたものでした。。。

今年アメリカに飛び立ち、この壮大な国で自分で夢に向かい
生計をたてているAsukaちゃん。
5日間も、仕事の休みをとるのは大変なチャレンジだったはず。
それなのに、一緒に楽しんでくれて、私の想いも丸ごと伝えてくれて、
彼女の通訳だったからこそ、パット先生のメンティーになることができました。

そんな素晴らしいみんなとお別れして旅立ったニューヨークも、
前の日記のように、短時間で素晴らしい方々に会い、
素晴らしい体験をすることができました。

もちろん道中は、旅行初心者らしく、
乗り換えにドキドキしたり、
ブロードウェイマジックに心が踊ったり、
地下鉄を逆方向に乗ってみたり、
最後の空港へのバスの予約を間違えていたりと
ちょこちょこと初心者らしいミスもしたりしながらも(笑)、
全ては良い方向に行き、最高に素晴らしい旅になりました☆

批判も評論もする気は全くなく、
単純な事実として、ピラティス界は大きく二つの方向に向かっていると
改めて感じました。

動きやマシーンにバリエーションをつけて、華やかに進化して行くもの。
or
より身体についての科学が明らかになり、身体のあるべき姿にそって、地味だけど奥深く追求し続けるもの。

いずれにしても、大量に押し流れてくる波に飲まれるのではなく、
自分が何をチョイスするか、
意志を持って自分の道を進んで行こうと思う。

さて、これからの私は。。。
物理化学が大好きな私は、やっぱり地味な方かな!(笑)
性質的にも合っている研究者として生きて行きます。

ピラティスの研究者として心と体全てて、
人間本来あるべきものへの探求の旅を進めて行きます。
地味だけど、シンプルに良い物を伝えて行きたい。
良いと思う事を、学び、やっていく。

周囲に流される事はない。
これだけの確信を得たのだから。

今回の旅は、私がピラティスを始めてから、
はじめて「がんばった!!」と言える旅になったと思う。

小さな子供の、「はじめてのお使い」のように前に進み、
子供の頃、何度も何度も鉄棒で逆上がりにチャレンジしたように真摯にチャレンジし、

自分の今まで感じてきた事想いも全て伝え、それが確信となった旅でした。

日本に帰って、新しい一歩を踏み出します。

さて!練習もたくさん、勉強もたくさん!
そして、楽しい事も、リラックするも、睡眠もたくさん!
気持ちよく、マイペースで進んで行きます!

Workout から Funoutへシフト☆

心より、感謝の気持ちを込めて。

JUNKO

NYでピラティス三昧

今日は朝起きてから、
地下鉄の地図とにらめっっこ。

本日は、楽しみにしていたピラティスデイ!
セッション時間に遅れてはならぬ!

さすがに初回はドキドキしながら
地下鉄にトライして、目的地へGO!

●目的地1
とても大きなビルの中は、迷路のよう↓

中をぐるぐる歩いてようやく「Noho Pilates」スタジオを発見!
お世話になったのは、全米人気NO.1の整形外科病院でもピラティスを基盤にした
動作指導を行い、医療界でも活躍中。第一世代のキャッシーに師事し、
全米の他ヨーロッパでも指導を行う、スティーブン氏。

こんなにすっごい先生。
ドキドキしながらスタジオに向かったら、
とーーーーーーってもびっくりする位、優しくて素敵な先生でした♪♪♪

とっても優しい言葉遣いと笑顔の中、
和やかで楽しいセッション!
しかし!!!素晴らしいキューイングと身体の導きで、
びっくりする程汗をかいたり、身体がのびたり。。。。
私もこんなものを提供できるようになりたい。。。。

素晴らしい人柄とセッションに、朝一番から感動の嵐でした。
言葉の壁を越えて、ここまでのセッションができるなんて、
夢のような事実です。

ちなみに、やはりイクイップメントは
古いクラシカルな物でした。

●目的地2
その後、着替える時間もなく上着を羽織り、
Rolates Pilatesスタジオへ。

すっごく、すっごく、これ以上なく楽しみにしていた
スタジオとセッション。

なぜなら、ここは、ジョー(ピラティス氏)が住んでいた場所なのです!
ジョーもこの階段を登っていたんだと、
とにかく一歩一歩、かみしめながら、階段を上りました。

中に入るのもドキドキしちゃって、
とりあえず入り口でも記念写真!

そして!!!
スタジオはこんな感じでした☆
尊敬してやまないYuko先生と一緒に。
スタジオのエネルギーが、何かちがーーーーーう!!!!

やはり、クラシカルなイクイップメントがたくさん並んでいました。
Yuko先生は、あのキャッシーの最後の愛弟子であるとか、
NYで認められ活躍しているとか、そんな言葉で片付けられるレベルではなく、
もはや、何がどう素晴らしいかなど定義付けできない程素晴らしいのです!!

そして、本日のセッションは「ギロチン」。
NYでも、3カ所にしかないと言う、今ではレアなイクイップメント。
しかし、重力世界で生きている私たちには素晴らしいイクイップメントだと感じました。
このようなものが、受け継がれなくなってきているのは、
とても悲しいことでもある。。。。

ここでも、素晴らしい手ほどきのもと、
今まで味わった事のないような身体の変化を味わった。
正直、日本中のどこでも、できない身体の導きである。

現在のピラティスは、バリエーションやイクイップメント(マシーン)の進化
となっている部分を多く感じるが、
本来はとてもシンプルなもの。そして、身体の真髄をつくもの。。。
私は、ビジネス化したピラティスではなく、
人間のために作られたピラティスをやりたい、
そんな想いがふつふつとわいてきた。

そんなことを、ボルダーでのぱっと先生、
スティーブンとYuko先生からのセッションとから強烈に思い知らされました。

そして、このスタジオのオーナーと一緒に。

何と彼女は、Carola Trier カローラ・トリエーの最後の直弟子。
これがどれだけすごい事かは、ピラティス界の方なら・・・。

後ろにあるポスターは、彼女がNYトップのバレエ団を指導し、
そのバレエ団の皆さんからの直筆サインが書いてある。鳥肌たちます。

彼女は、「このスタジオのどこかには、ジョーのDNAが残っているはず。
だからいつか、ジョーのクローンが作れるかもしれない」と言っているそうです。

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これだけでも胸が一杯の私は、しばしお散歩したり、
買い物をしたりして頭を冷やしました。。。
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●目的地3
さて、最後のピラティススタジオは、
NYでも大きなスタジオ「PHYSICAL MAIND Stuio」 。

NY在住20年のmasako先生のセッションを受けました。
日本語の指導がつい英語になってしまうあたりが、
すごいと思った。
だって、ここNYで外国人が顧客を取るのは大変なことだと聞いている。

明るい人柄と、親しみやすい人柄、それでいて、
甘やかさないセッション。

今日、すでに2本セッションを受けてきたと知っているmasako先生は、
いつも使っているイクイップメントを、楽しくアレンジした動きをたくさん伝えてくれました。
使い方は、無限大である!!
来年は必ず当スタジオに来て頂きますので、お楽しみに!!
もう、何日あればワークショップが足りるのかしらと思う程☆
これから煮詰めて行きます。

ここでも、イクイップメントはクラシカル。

そんなこんなで、ピラティス三昧の1日に、乾杯!!

身体が、すっかりチワワのようにプルプルしちゃっているJUNKOでした☆